
なんだか夫との関係がおかしい…夫婦ってこんな上下関係だっけ?
これってモラハラになるのかな?
どうしたら今の関係から抜け出せるか知りたい。
✔本記事の内容
- モラハラ夫の洗脳を解く方法5つ【マインドコントロールから抜け出そう】
- モラハラ夫の洗脳から抜け出したら
「夫は自分の意見を通さないと気がすまない」「夫が仕事から帰ってくるのが怖い」など、なんだか自分の人生を夫に管理されている気がしていませんか?
あなたのまわりでも「友達の夫がモラハラで、友達が洗脳されて連絡が取れなくなった」という友人はいませんか?
モラハラ夫は妻を自分の支配下におくために、家族や友人との縁を切らせて、自分の洗脳を強めていく傾向があります。
「夫がおかしいのか、自分がおかしいのか分からない」と思うあなたは、だんだんモラハラ夫の洗脳にかかっている可能性があります。
本記事では、マインドコントロールから抜け出してモラハラ夫の洗脳を解く方法を紹介します。
モラハラ夫の洗脳を解く方法5つ【マインドコントロールから抜け出そう】

モラハラ夫の洗脳のやっかいなところは、「自分が悪い」と思わされていることです。
夫に怒鳴られようが何をされようが、妻は自分に原因があると考えているので「本当は夫がおかしいだけ」という事実に気がつくことができません。
モラハラ夫の洗脳を解くためには、「もしかして夫が間違っているのかも」という考えをもつことから始まります。
モラハラ夫の洗脳を解く方法は以下のとおりです。
①距離をおく
モラハラ夫の洗脳を解く方法でいちばん効果的なのは、モラハラ夫と物理的に距離をおくことです。
別居してモラハラ夫との接触を断ち、できるだけ別居中は夫と連絡を取らずにいましょう。

モラハラ夫は、妻が離れている間に自分以外の価値観に触れてしまうのを嫌がります。

妻が自分たちの関係性が異常だと気がついてしまうからです。
またモラハラ夫は、モラハラできるターゲットの妻が自分のもとを逃げ出すのを阻止しようとしてきます。
連絡を取り続ければ「俺は変わった、反省している」「もうしない」と言い、それでも妻が帰らないと「悪かったと謝っているし、こんなにお前のために頑張って変わろうとしている、その努力を認めないのはなぜか。お前の方がやっぱりおかしいんだ」と妻の良心や罪悪感を刺激してくるので、いったん完全に交流を断つことが大切です。
その場合はまわりに援助を求めるか、市役所のDV相談や女性相談センターなど公的な相談窓口に助けを求めましょう。
ふとしたことで実家に帰って距離をおいたことで、夫がモラハラだと気がついたパターンもあります。
”・デキ婚
引用:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12225224197?__ysp=44Oi44Op44OP44OpIOa0l%2BiEsw%3D%3D
・結婚当初彼に150万、私40万借金あり (彼の借金額は知りませんでした)
・私は仕事を辞めて地元を離れた
・私の母と喧嘩をしたのがきっかけで2ヶ月前から別居
・実家に帰ってきてモラハラによる洗脳状態だと気付き目が覚めた
・浮気もされている
・夫は、態度の変わった私に「母親に洗脳されている、離婚や手紙の文書はお前の意思では無いと思う」と言っている
・婚姻費用は支払ってもらえず、別居後も一文無しなので実家にお世話になっています…。”
②他人の意見を聞く
モラハラ夫に洗脳されると「自分やまわりが間違っていて夫が正しい」という考え方になってしまいます。

夫婦のことは密室でのできごとで、なにが普通でなにがおかしいのか判断がつきにくいです。
できるだけいろいろな人の話を聞いて、世間の夫婦はどういう生活をしているのか、普通の夫とはどういうものなのかを知りましょう。
私は元夫から経済DVや無視・暴言などのモラハラを受けてきました。
まわりに夫のモラハラ相談をするなかで、「ふつうの妻は夫からおこづかいをもらって自由になるお金があるんだ」「長期間無視されるのは異常だよな」とだんだん気がつくことができました。
「夫のしていることが正しいのかどうか分からない」と思う方は、いろいろな価値観にふれることをおすすめします。
関連記事>>夫から受けたモラハラ無視はDVだった?【無視に悩む妻たちへ】
関連記事>>モラハラ夫がケチ!経済DVされたときの対処法5つ
③おかしいと思うことを紙に書き出す
モラハラを受け続けていると、「夫が言うことはなんだか理不尽に感じるけど、私がおかしいのかも…」とだんだん自分に非があるような思考回路になってきます。
でもまだこの状態なら完全に洗脳される前なので、後戻りできる状態です。
いまのうちに、夫にされたり言われたりして「これはおかしいのでは?」と思うことをすべて紙に書き出していきましょう。スマホのメモでもOKです。夫には見られないように気をつけてください。
「夫がモラハラかも」と気がついているのにどうしても離れられないのであれば、それも洗脳されている状態と同じです。
頭のなかで考えるだけでなく紙に書き出すと、目で確認できるのでモラハラ夫にされている異常な行動を客観視することができます。

紙に書いたことを「自分」のことではなく「他人」のことだと思ってみましょう。

だんだん「どうしてこんなひどいことをされて一緒にいられるのか分からない」と思えるようになります。
④日記をつける
毎日夫にされたことを日記に書きましょう。
日記をつけることでモラハラ夫にされたことを把握し、時系列で確認することができますし、洗脳が解けたあとモラハラの証拠にも使えます。
「夫にされているのはモラハラなの?」と思う方は、その日記を友人に呼んでもらったり、DV相談にもっていって客観的に確認してもらうこともできます。
⑤知識をつける
「なにがモラハラなのか」を知らないことには、洗脳を解くことはむずかしいです。
モラハラに関する本やブログなどを読んで、モラハラについて知りましょう。
ふつうの家庭では、夫は妻を無視しないし、怒鳴ったり舌打ちしたりしないし、家事育児について妻だけに完璧を求めてきたりしません。
モラハラ洗脳される妻は自己肯定感が低く、「自分のことをこんなに必要としてくれる機会はもうないかもしれない」と共依存している場合があります。
夫のしていることがモラハラだと分かれば、モラハラにたいして疑問がもてるし対策もとれます。
まずはモラハラについて知識をつけましょう。
モラハラ夫の洗脳から抜け出したら

モラハラ夫の洗脳や支配下から、やっとの思いで抜け出したあとも注意が必要です。
モラハラ夫から洗脳されているときは「夫は私のことを愛してくれているから注意してくれるんだ」と思い込んでいます。
しかし洗脳が解けると、自分が騙されていたことへの怒りや悲しさ、理不尽さがなどが襲ってきます。
これらはモラハラによる後遺症です。

強いストレスや圧迫感から抜け出ると、楽になった反動でふしぎなことに物足りなさを感じることがあります。
ときどきモラハラ夫からやっと逃げられたのに、自分から夫の元に戻ってしまう妻がいますが、この反動を「やっぱり私は夫がいなくちゃダメなんだ」と愛情と勘違いしてしまうからです。
モラハラ後遺症から立ち直ろう
洗脳から抜け出して元の自分に戻るまでには、正直時間がかかることもあります。
でもモラハラ後遺症から立ち直ることは絶対にできます。
モラハラ夫は自分のことが一番なので、自分を優先させる手段として妻を利用して生きています。それは妻への愛情ではありませんよね。
一時のさみしさから目をそらすんじゃなくて、自分で自分を大切にして愛してあげることが洗脳やモラハラ後遺症から立ち直るいちばんの方法です。
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