30代バツイチの子宮頸がん手術レポート

fun 暮らしかた

私が子宮頸がんの定期検診で異常が見つかったのは、まだ結婚していた33歳の時でした。
住んでいた市の検診で、乳がん検診と一緒に女性特有のがん検診を受けた時、中等度の子宮頸部異形成の可能性があるのでなるべく早く病院で精密検査を受けて欲しいと言われ、紹介状をもらいました。
子宮頸部異形成と言われてもよく分からず、不安を抱えたままとりあえず紹介状を持って総合病院の婦人科を受診しました。

細胞診の検査

子宮頸部異形成は、子宮頸がんの前段階(前がん病変)で、その病変の程度によって、軽度異形成(CIN1)、中等度異形成(CIN2)、高度異形成・上皮内がん(CIN3)の3種類があります。
私はそのうちの真ん中である中等度異形成(CIN2)の可能性があったため、細胞診・コルポ診と呼ばれる子宮頸部(入り口部分)を擦って細胞を取り調べる検査をしました。婦人科検診でよくある脚が開く椅子に乗って検査するやつです。
器具を入れて少し弾くような感じでパチン、と細胞を取るのですが、緊張もあり多少痛かったです。しみるかもしれません、と言われましたが、私はしみるような感覚はありませんでした。
細胞を取って検査するので検査結果は2週間後になります、と言われ、また2週間後に総合病院へ結果を聞きに行きました。

思わぬ病気の発見にすごく不安だったのですが、検査結果はやはり中等度異形成とのこと。初めてで分からない事だらけだったのですが、子宮の異常が見られる写真(その部分が白っぽくなっていました)を見せてくれながら色々教えてくれました。

軽度異形成や中等度異形成の場合、直ちに手術などで治療せずにまずは経過観察をしましょう、と言われました。まだ初期の段階では、約半分の方は治療しなくても自然治癒することがあるとのこと。半分の確率だけど、私も自然に治る事があるのか、とほっとしたのを覚えています。

それから3ヶ月に1度のペースで検査に来てください、と言われて経過観察をする身に。
今思うとこの検査を受け続ける日々が不安でした。自覚症状は全くない中での病気の発見だったため、異形成よ、自然消滅してくれ・・・とお祈りするしかなかったです。

検査結果が一進一退

それから3ヶ月に1回検査を受ける事を約1年、4回繰り返しました。
1度目が中等度異形成、2回目が中等度異形成でも症状がよくなっていると先生に言われたため「このまま消滅してくれ・・・」と祈るものの、3回目で中等度異形成に逆戻り、4回目も中等度異形成のより悪い検査結果が出て、先生から「1年検査をして来ましたが、症状が少しずつ進んでいるので手術を考えてみてもいいかもしれません」との診断が。
「いいかもしれませんとは・・・?しなくても済むんならしたくないけどね!」と心の鬼がチラリしましたが、分かりましたと返事をして、手術を検討し始めました。

夫はその時

当時結婚していた夫には、市の検診で子宮頸がんの前段階である子宮頸部異形成の結果が出たことは話していました。でも彼は私に興味がなかったので、何回話しても一応驚くふりをしつつも真剣に話を聞いてくれることもなく、検査を受けている途中で離婚したため、手術を検討し始めた時、私はひとりでした。
離婚した時も一切病気について触れてこなかったので「忘れているんだなぁ、もしこのまま放っておいたらガンに発展するかもしれないのにな」と少々傷つきましたけども・・・これから他人だしもういいや、私はこれを1人で治すんだ!という気持ちでした。

子宮頸部円錐切除術へ

その後も手術のことを頭に入れながら2回の細胞検査をしましたが、最後の検査で高度異形成の診断が出たため、子宮頸部円錐切除術をすることにしました。

子宮頸部円錐切除術とは、子宮頸部(入り口部分)を円錐形に切除するもので、異形成の部分のみを切り取るので子宮温存し妊娠も可能な手術です。
腰椎麻酔という下半身麻酔をするため、2泊3日の入院が必要になるとのことでした。

人生初の入院でめちゃくちゃ不安でしたが、入院前には家族と共に手術の説明を受け、入院してからも家族が面会に来てくれたり安心させてくれて、とてもありがたかったです。

2泊3日の手術入院へ

病院により異なると思いますが、私の場合はT字帯、Lパッドと呼ばれる術後に必要なものや、パジャマ、タオル、保険証、手術の承諾書などを持参して入院しました。
大きな総合病院だったため、子宮頸部円錐切除術を受ける患者さんは他にも何人かおり、流れるような手続きで、逆に安心しました。
マニュキュアは禁止、私はピルを服用していたため1ヶ月前から服用禁止、などありましたが当日は普通にお昼を食べたり出来ましたし、これから手術を受けるなんて信じられないなってくらい日常的に過ごしました。

21時以降の食事は禁止でした。お水は手術当日の朝6時までで、手術は16時の予定だったため、水も飲めないのは辛そう・・・と思っていましたが朝から点滴が始まるため、そこまで喉が乾くこともなかったです。

手術当日

16時になりとうとう手術室へ。台に寝た状態で運ばれていくので、余計に手術への恐怖が増しました。手術台では丸裸にされ、まず腰椎麻酔を打たれます。横向きに寝た状態で胎児のように体を丸めて腰に打つのですが、体の硬い私にはこれが大変でした・・・。
私の丸まりが足らないようで、看護師さんが「もっと丸まって」と何回も丸めてくれるのですが、この時が一番怖かったです。麻酔の危険性を事前に説明されていたので、もう丸まるの限界なんだけど丸まらないと麻酔が失敗して下半身不随とかになるのでは・・・!と手術前にも関わらず恐怖がピーク。おかげで手術自体は難なく終了しました。下半身麻酔のおかげで意識はばっちりありますが、お腹から下は何の感覚もなかったです。

手術後

術後は翌日まで寝たきりです。
手術中にお小水の管が入るためトイレに行く必要もなし、麻酔がとれるのに半日くらいかかるため歩けませんでした。上半身は動くので携帯電話をいじったり本を読んだり出来ますよ。

手術の翌日

翌日は朝から普通の病院食を食べて、昼くらいに看護師さんがきちんと自分で歩けるかを確認してくれました。
自分で歩行出来れば退院OKなので、昼の病院食はパスして退院の手続きをして帰宅できます。
術後1週間はお風呂はNGでシャワーのみ、性行為は次回の受診まで控えること、痛みや発熱があればすぐに連絡することなどありますが、自転車も乗れるし、食事も仕事もいつも通り出来ます。

子宮頸部円錐切除術、手術後の合併症

私の場合、退院した夜に麻酔に伴う合併症が起こりました。腰に針を刺した穴から髄液が漏れることが原因だそうで、頭痛とめまいがひどい状態でした。横になっていれば治るのですが、これが3日ほど続きました。


他には100人に2、3人の割合で月経の2〜3倍の量の出血がある場合がありますが、1ヶ月ほどで元通りになるそうです。
妊娠しにくくなるといったことはないそうですが、この手術後に妊娠した場合、切迫早産や前期破水といった症状が起こる可能性がやや高くなるとの説明でした。
また、手術により子宮頸管が狭くなるので、生理が重くなる可能性があるとのことでした。
今のところ私にはこの合併症は起こっていません。

万が一の生命保険が役に立った

結婚する時に入った生命保険がまさかこんなに早く役立ってくれるとは・・・思っていませんでした。
運の良かったことに初期の段階で判明し、ガンまで進行することはなかったため、手術は5万円程度で済みました。手術で仕事もお休みしなければいけなかったし、3ヶ月に1度とはいえ検査費用も毎回2000〜5000円くらいかかっていたので、生命保険会社が20万の給付金を出してくれたおかげでカバー出来て本当に良かったです。


私が加入しているのは積立式の生命保険ですが、ライフプランを相談できるFPさんもいて安心できるし、バツイチ独身女性なら一度生命保険への加入や見直しを考えてみるのもいいのでは。
積立式は掛け捨てタイプより確かに日々の保険料は高くなりますが、老後資金にもなるのでおすすめです。

まとめ

子宮頸がんは早期発見で予防できるがんなので、定期検診を受けることをおすすめします。
住んでいる地域で安く、もしくは無料で検診をしているところも多いので、一度HPで調べてみてはいかがでしょうか。

1度手術した私も、リセットされただけでこれからまた細胞が異形成する可能性もあります。
スローペースで病状が進んで行くがんなので、そんなに心配しすぎることはないと思いますが、1年に1回は定期検診を受けていきたいと思っています。


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