
仮面夫婦として暮らしているけど、このまま仮面夫婦を続けられるの?
行く末はやっぱり離婚?
このままじゃ将来が不安でしかたない。
✔本記事の内容
・仮面夫婦の結末5パターン
・仮面夫婦の老後が不安なら
わたしは元夫との3年間の結婚生活のうち、半分は仮面夫婦として暮らしていました。
このまま仮面夫婦を続けて、いったいこの先どうなるんだろうと毎日が不安でした。
夫婦でいるのに将来が不安だなんて皮肉ですよね。
今回の記事では、仮面夫婦の行く末は離婚なのか?を深掘りします。
仮面夫婦の行く末は離婚しかないの?
夫婦でいながらも、家庭内ではおたがいに愛情もなく、干渉せずに過ごしているのが仮面夫婦です。
離婚率は2002年の約29万件をピークに減少傾向にあるそうですが、その裏で増えているのが「仮面夫婦」や「家庭内別居」といわれています。
仮面夫婦は離婚予備軍なのか?
仮面夫婦にはどんな将来が待っているのか?
仮面夫婦の行く末は下記のパターンです。
仮面夫婦の結末5パターン
家庭内別居
仮面夫婦はおたがいに興味がなく、一緒に過ごす時間も必要ないと考えているため、一緒の家で暮らしていても、別々の部屋で過ごす家庭内別居をしているケースが多いです。
家のなかでは仲良し夫婦アピールをしなくていいので、外にいるとき以外は顔をあわせずに過ごしたいと考えています。
住んでいる家が広かったり部屋数が多いと、すんなり家庭内別居できます。
この場合、顔もあわせなくてすんでしまうので、仮面夫婦を改善したい、と思ったときは不便かも。

別居する
愛情がないのにおなじ屋根の下で暮らすのにストレスを感じ、実際に別居するケースもあります。
別々に暮らしているけど、籍は抜かずにいる仮面夫婦もいます。
その場合、仮面夫婦であることを言ってしまうひともいれば、主人の仕事の都合上など別居する理由をつけて仮面夫婦であることは伏せる人もいます。
仮面夫婦を続ける
最初のうちは仮面夫婦の状態にむなしさを感じていても、だんだんと慣れていったりあきらめたりして、離婚することも億劫になり、ずっと仮面夫婦を続けることを選ぶ夫婦もいます。
もしも一生仮面夫婦をつづけていくつもりなら、ムダにストレスを溜めないためにルールづくりが必要です。

✔仮面夫婦の弊害
仮面夫婦でふだん一緒に時間を過ごすことがない、おたがいのことに無関心のため、パートナーについての情報を知りません。
自分以外のまわりの人たちのほうがパートナーの情報に詳しくて、出世したことをまわりから知らされることもあります。
仮面夫婦を続けて、まわりにバレたくないならパートナーの情報のアップデートは忘れずに。
浮気
仮面夫婦のなかには、パートナーの公認・非公認問わず、浮気しているひともいます。
もう相手に愛情がないため、罪悪感も薄くなりがち。
✔仮面夫婦の浮気は不貞?
仮面夫婦をつづけてきて、もう夫婦として機能していないし不貞にはあたらない、と考える方もいますが、戸籍上は夫婦のため、浮気や不倫は不貞行為になります。
仮面夫婦で夫婦として成り立っていないことが証明できれば、慰謝料の支払いが認められないこともありますが、いつもまわりに仲良し夫婦アピールをしてきた仮面夫婦だったらむずかしいかもしれません。
離婚
仮面夫婦がおたがい仮面をかぶるのに疲れたときに、最終的に選ぶのが「離婚」という選択肢です。
いきなり離婚を選ぶ人もいれば、家庭内別居や別居をへてから離婚する人もいます。
お互いもう愛情がないので別れること自体は問題がないのですが、パートナーが世間体を気にしたり、子どもがいて将来のためを思うと離婚はできない、といった理由でもめることもあります。
✔仮面夫婦の体験談
わたしは元夫とは、家庭内別居をへて、最終的に離婚しました。
仮面夫婦のわたしたちが離婚を選んだのは、子どもがいなかったのと、モラハラ夫だったので夫婦仲は修復不可能だと思ったから。
あとは「仲良し夫婦」を演じつづけるのはむりだ、と思ったからです。
わたしは自分の家族や友人には、夫との仲はもう終わっていると話していましたが、夫側の家族には仮面をかぶり、仲がいい夫婦として接していました。
だいぶつらかったです。姑から最近の夫のことを聞かれても、会話もなかったのでよく知らないし、具体例が出せないんですよね。
「会社でどうなの?」とか聞かれても「頑張っているんじゃないですかね?」みたいに疑問形で答えたり・・・
これを一生続けるのは精神的にしんどいです。

子どもの自立。そのとき仮面夫婦はどうする?
子どもがいる場合、夫婦仲が悪くても、子どものために離婚を避けて仮面夫婦を選ぶケースがあります。
しかし子どもがいざ大人になって、実家から出ていき自立したり、結婚して家を出たりするときに、仮面夫婦に危機がおとずれます。
子どもがいたから仮面夫婦でも家族として成り立っていたけど、夫婦としてふたりの関係を維持するには仮面夫婦では厳しいですよね。
熟年離婚
熟年離婚はまさに子どもが自立したことをきっかけに起こる離婚の代表格ですよね。
熟年離婚とは結婚して20年以上たってからの離婚のことをいいますが、その件数は平成28年度に離婚した夫婦216,805組のうち37,604組が熟年離婚の夫婦でした。
およそ17%の離婚夫婦が熟年離婚していると考えると、そのなかに仮面夫婦や家庭内別居していた夫婦がいたことが想像できます。
仮面夫婦は子どもを縛り付ける
先ほどもいったように、仮面夫婦にとっての唯一の絆が「子どもの存在」です。
「子どものために離婚しない」ということが、「子どものせいで離婚できない」に変わってしまわないように注意が必要かもしれません。
子どもは「もし自分が家から出ていったら両親が離婚してしまうかもしれない」と思って自立できない、もしくは自立が遅れたりする場合もあります。
また、仮面夫婦はお互いに頼れないぶん、子どもに過度な干渉をしたり、子離れできなくなるタイプもいます。
仮面夫婦が子どもの成長や自立に影響を及ぼす可能性は高いのかもしれません。
仮面夫婦の老後が不安なら
いつかは「このままパートナーとどこまで仮面夫婦を演じられるのか?」など、将来や老後の心配が出てくるときがやってきます。
不安になったときが動きどき。
サポートを受ける
もういまさら夫や妻と話し合いなんて気まずい、と思う方は、第三者をいれてみては?
市区町村でやっている公的な夫婦カウンセリングなら無料で相談できますし、仮面夫婦はまわりに不仲だと話していないこともあってか、誰にも相談できずにためこんでしまうこともあります。
自分以外の客観的な意見を聞いてみるのも、夫婦関係改善に役立つかもしれません。
✔それも気まずかったら占いという手もあり
誰かに相談したいけど、夫婦カウンセリングはハードルが高い、というひとは、占いという手もあります。
直接出向いて占ってもらうのは気まずいひとは、電話で占ってくれたり、LINEチャットで占ってくれる占い師もいるので気軽に相談に乗ってもらえます。
>>電話占いヴェルニ
仮面夫婦だとバラす
仮面夫婦なのに、円満な夫婦を装っているカップルは、周囲のサポートを受けられません。
いっそ仮面夫婦だとばらして、まわりの人たちに協力を頼むのもありかも。
夫婦は何かしら問題を抱えていることが普通なので、あんがい友人も仮面夫婦だった、と分かるかもしれません。
いつか老後が来る
誰にでもいつかは老後がやってきます。
そのとき、仮面夫婦であるパートナーの介護ができるか、よく考えてみましょう。
もしいずれ離婚するつもりなら、いまから準備しておくことをおすすめします。
✔老後の離婚は「仕事」がカギ
パートナーと離婚して、一人で生きていこうと思ったらまず自分で稼ぐことが重要になります。
いま子育てや家事で仕事をしていない、という方は早めに仕事を見つけたほうがいいです。
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離婚して相手からもらえる慰謝料や財産分与もかぎりがありますし、年を取るたびに就ける仕事がかぎられてくるからです。
経済的に自立しておけば老後の心配も減ります。
今は子どもが小さくて働きに出られない、という方も家で出来る副業もある時代なので、自分で稼ぐことを早く始めたほうがいいと思います。
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