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モラハラ夫のハネムーン期にだまされるな!【モラハラサイクルの仕組み】

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いつもは厳しいモラハラ夫が急に優しくなるときがある。
本当の夫はこっちなんじゃないかって期待してしまうけど…。
どうして突然優しくなるときがあるの?



✔本記事の内容

  • モラハラ夫のハネムーン期にだまされるな!
  • モラハラサイクルの仕組み
  • モラハラ夫に頼みごとをするならこの時期!



モラハラにも周期があるのを知っていますか?


「モラハラサイクル」といって、この仕組みを理解しておかないと、モラハラ夫のコロコロ変わる態度にふりまわされてしまいます。


本記事ではモラハラサイクルの仕組みや、ハネムーン期に気をつけてほしいことなどを紹介します。




モラハラ夫のハネムーン期にだまされるな!

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モラハラの「ハネムーン期」とは?

モラハラ夫は妻を自分の思い通りにするために無視をしたり怒鳴ったりしますが、一時的に機嫌のいいときもあります。


モラハラ夫の機嫌がよく、優しくなり、以前と同じように会話ができたり楽しい時間を過ごせることもあります。


そんな時期をモラハラの「ハネムーン期」と呼びます。


いつハネムーン期が来るかは分からない

ハネムーン期はモラハラ夫の気分次第でやってくるので、妻にはいつハネムーン期が来るのか分からないことが多いです。


そのためいきなり優しい夫になったことで余計に混乱し、マインドコントロールが強まったり服従関係が強まってしまう時期でもあります。



モラハラのハネムーン期のデメリット

モラハラ夫がハネムーン期に妻に優しくなるのは、あくまでも自分のためです。


つねに妻にモラハラをして暴言を吐いたり無視をしつづければ、いつか妻にも限界が来ることをモラハラ夫も知っています。


だからこそハネムーン期に優しくして、離れることに罪悪感をもたせたり、期待をもたせて依存関係にもちこみます。


しかしいつもモラハラされて痛めつけられている妻は、やってきたハネムーン期に気を許して「本当の姿は優しいのかも」「もしかしたら何かの病気で怒っていたのかも」など、夫の本性をゆがんで解釈してしまいます。


そのため夫と離婚するのをためらったり、夫を捨てるのに罪悪感を感じて精神を病んでしまうこともあります。



一時的に優しくなっただけでモラハラは治ってない

モラハラ夫のハネムーン期はあくまでも一時的なことです。


モラハラサイクルについては下記で紹介していきますが、ハネムーン期はアメとムチでいう「アメ」の時期なだけで、モラハラは続いているし妻を自分のもとに置いておくための時期に過ぎません。


元の夫に戻ったわけではなく、ストレス発散してスッキリした状態なだけです。


またイライラがつのればモラハラはくりかえされて、決してモラハラが治ったわけではありません。


関連記事>>モラハラ夫の25の特徴と見分け方【具体例をまじえて紹介】

関連記事>>夫が妻にモラハラしてくるときのモラハラ夫の心理7つ【加害者側の言い訳】



「モラハラサイクル」の仕組み

心理

モラハラには周期(サイクル)があります。


モラハラ・サイクルは3つの周期に分けられます。

  • ①蓄積期
  • ②爆発期
  • ③ハネムーン期



①蓄積期

蓄積期は、次の爆発期にむかってモラハラ夫が妻に対してイライラやストレス、不満をためている時期です。


蓄積期にモラハラ夫の機嫌が悪くなりはじめ、ささいなことで怒るようになったり、無視をしてきたり、自分の思い通りにならないとどうでもいいことにネチネチと絡んできたりします。


爆発期ほどの暴力的な感じはないけど、ピリピリ神経質になっているモラハラ夫に気を使って、妻は怒鳴られないようにビクビクすごさなければいけなくなります。



②爆発期

蓄積期にたまったイライラや不満を爆発させて、それまでのストレスを発散させる時期です。


妻に理不尽な暴言を吐いたり、怒鳴ったり、ときには暴力をふるうなどモラハラがいちばん激しくなるときです。



このときに妻に恐怖心をあたえてマインドコントロール下においたり、自分の思うとおりに行動させるように仕向けます。



爆発期はモラハラ夫の気分しだいで突然やってくるので、いつ起こるか予測できないことが多いため、妻は爆発期をおそれて精神的に疲弊したり、逆らうのをやめて無気力になります。



③ハネムーン期

ハネムーン期は安定期とも呼ばれ、爆発期でストレスを発散させたことでスッキリし、一時的に優しくなったり穏やかに変わります。


急にプレゼントを買ってきて「いつも家事をしてくれてありがとう」と感謝したり、「この間は俺が悪かった」と謝ってきたり一転して態度が変わります。


妻は突然やってきた穏やかな時間にホッとし、以前の姿に戻った夫をみて「もしかしたらこのままモラハラが起こることはないかも…」と淡い期待をもちます。


ひとによってはこのハネムーン期がないタイプのモラハラ夫もいます。


私の元夫は昔ながらの亭主関白を好むモラハラ夫で、口下手だったり「言わなくても察しろ」系だったのでハネムーン期はほぼありませんでした。

しいて言えば食後のスイーツを買ってきてくれたり、よそよそしく洗濯物をとりこむくらいで感謝の言葉やおおげさな態度をとることはありませんでした。



基本的にモラハラ夫はこの3つの「モラハラサイクル」をくりかえして、妻をコントロールしていきます。


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モラハラサイクルによって妻はコントロールされていく

このモラハラサイクルがくりかえされると、妻はだんだん感覚がマヒしていきます。


ハネムーン期がくるまでモラハラに耐えたり、逃げる選択肢を捨てて「この関係のなかでやっていきしかない」とあきらめるようになります。


本当はいつでも離れることができるのに、モラハラサイクルが日常化してしまうことでマインドコントロールされて支配関係がますます強くなっていきます。


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どうしてモラハラ夫から逃げられないのか?

モラハラにはこのハネムーン期があることによって、「いつか分かってくれるかも」と期待して夫から離れられずに関係を続けてしまいます。


  • つねにモラハラされるわけではないので「本当は優しい人」「いつか変わってくれる」と期待する。
  • モラハラ夫に束縛されて孤立化してしまい「助けてくれる人は誰もいない」と思い込む。
  • モラハラ夫の優しいときと恐ろしいときの二面性を知っているので、逃げたら殺されるかもしれないという恐怖心がある。
  • 夫の変わりように「もしかしたら病気のせいかも」と思ってしまう。
  • 優しいところもある夫を捨てていくのに罪悪感をもってしまう。



こうしてモラハラ夫はアメとムチを交互に与えることによって依存関係にし、妻を洗脳していきます。


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頼みごとをするならハネムーン期にする

ハネムーン期はモラハラ夫の機嫌がいいときでもあるので、頼みごとや家庭内の決まりごとを変えたいというときには、この時期に仕掛けるとうまくいきやすいと言われています。

  • モラハラ夫は自分にとても甘く、自己中心的で自分勝手です。
  • そのため言うことがコロコロ変わったり、芯というものがありません。




いつもはケチな夫がハネムーン期に入ると高いアイスを買ってきてくれたり、みずから家事をするなど気分によって動くモラハラ夫は一貫した行動をとれないので、その特性を利用してこの時期に約束事をとりつけてしまいます。


大切なのは蓄積期や爆発期に入っても、決めたことは変えないことです。夫が恐ろしいからと変えてしまうと、モラハラ夫はどんどん味をしめて言うことを変えるようになります。



かならず決めたことはやってもらう、頼みごとを守ってもらうように淡々と話しましょう。

そうすればより支配されるのも防ぐことができます。




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