PR
結婚生活

「結婚前からレス」の問題点【結婚1日目からレスになった夫婦】

孤独 結婚生活

結婚中ずっとレスなんてありえる?!



✔本記事の内容

  • 「結婚前からレス」の問題点
  • 【体験談】結婚1日目からレスになった私のレス離婚
  • レス離婚で慰謝料はとれるか



私は元夫と結婚していた3年間、ずっとレスでした。


結婚してから妊娠や出産などを経て、だんだんレスになって悩んでいる人たちの体験談はよく見ますが、結婚している間ずっとレスってあんまり聞かないですよね。


自分でもレアだなと思う、結婚1日目からレスだった私の体験談をふくめてシェアします。



「結婚前からレス」の問題点

夫婦

レス大国の日本では、夫婦生活がないと聞いても「たいしてめずらしいことでもないな」と思う人も多いのではないでしょうか。


2014年時点で44.6%の夫婦がレスであるという調査結果もありますが、最近は新婚夫婦のレスも問題化しているとか。


ゼクシィ調べによると、結婚5年以内の新婚夫婦への調査で約5人に2人、およそ4割の妻がレスであると答えています。


レス夫婦の最大の問題点は「愛情の欠如」

レス夫婦の最大の問題点は、「愛情表現をする場所を失う」ということです。


日本人は欧米人と違って、相手への気持ちを「愛してる」「好きだよ」と言葉で表現しないし、スキンシップもあまりしない人が多いですよね。


夫婦でも家ですれ違うときにハグしたりキスをしたりなどしていれば、具体的に相手からの愛情を感じられるんでしょうが、新婚をすぎてもそうしている夫婦ってまれです。



だからこそ夫婦生活をすることで「こんなに思っているよ」と伝えるのですが、レスになって、ボディランゲージでも相手への愛情を表現する場所を失うと、おたがいの気持ちが分からなくなりがちです。


✔夫婦でレスが問題になるとき


夫婦間でレスが問題になるのは「夫がしたくて妻がしたくない場合」「あるいはその逆」の場合です。


もし夫婦ふたりとも「レスでも愛しているし問題ない」と思っていれば、それはレスの定義からは外れると思うんです。


そういう夫婦はほかの場所でちゃんと相手への愛情を示していたり、感じていたりします。


レスの最大の問題点はレスそのものよりも、おたがいの愛情確認ができないことにあると思います。

子供がつくれない

もちろん行為がないので、子供をもつことができません。


子供をもちたいと思う場合、レスが続くと大きな機会損失になります。


とくに女性は子どもを産める年齢がある程度決まっているので、人生計画が崩れてしまうことになります。


【体験談】結婚1日目からレスになった私のレス離婚

バツ

私が元夫と結婚1日目からレスになった原因は以下のとおりです。


  • そもそも一緒にいる時間がない
  • 夫と私の求めるタイミングがずれた
  • 話し合いが出来ない夫
  • モラハラ夫だった



そもそも一緒にいる時間がない

私たち夫婦は結婚と同時期に元夫の転勤が決まったため、入籍してすぐに夫は赴任先に行ってしまいました。


私は後から追いかける形で数ヶ月後に一緒に暮らしたものの、元夫の仕事は激務で夜中3時に帰宅し、朝の30分しか顔を会わせる時間がなく、その後もまた仕事の都合で数ヶ月離れてしまう・・・


そんな感じで、そもそも結婚したけど一緒にいる時間がなかったので、気がついたらレスになっていました。


元夫は週1日は休みでしたが、元夫の転勤先は海外で慣れない土地での生活だったため、ふたりとも「夫婦生活より普段の生活に慣れるのが先」という意識で、レスなのが当たり前になってしまっていました。


夫と私の求めるタイミングがずれた

結婚1日目からレス、と書いていますが、正確にいうと「付き合っているときからレス」でした。


私たち夫婦はいわゆる復縁結婚でした。

  • 4年付き合っていたが別れる→数年後また付き合う→1年後に結婚、という流れですが、元彼だったので2度目に会いはじめた最初から距離感が近く、私はそれに違和感がありました。



とても居心地がいい元彼だったので嫌ではなかったんですが、「付き合ってもいないのにこの距離感は近すぎないか?」と思い、元夫にもそう伝えて、デートはしていましたが物理的に距離をとるようにしました。


後から考えるとですが、そこで元夫の気持ちやプライドが折れたみたいです。

✔一度折れた男のプライドは高い


デートを繰り返したあと、また付き合うことになりましたが、そこからはスキンシップはあってもレスでした。私の方から誘ってみてもダメでしたね。


元夫の家に泊まりにいって一緒に寝ていても、途中までで「眠い」「疲れた」といって寝てしまうだけ。


元夫の求めるときと、私の求めるときタイミングがずれていたのも原因でした。


でもいくら元彼といったって、というか元彼だからこそ、付き合う前からズルズルできなかったんです。


✔なぜそのまま結婚したのか


「なぜ付き合っているときからレスだったのに、そのまま結婚したの?」と思う方もいますよね。

  • ずばり「レス」を甘くみていた
  • 夫に愛情があったから
  • 私がレスでも平気だった



夫と結婚前に「子供はどうする」などの話もしていたので、「結婚したら徐々に変わるかな」と私はレスをかなり楽観的に考えていました。


私自身が恋人とは一緒の時間を過ごせればけっこうそれで満足で、そんなに夫婦生活を重要視していなかったこともあり、「まぁ結婚したら大丈夫だろう」と、元夫と結婚前にレスについて話し合うことはありませんでした。


今思えば付き合っている時点でちゃんと話し合っておくべきだったな・・・と感じます。

あわせて読みたい>>レス解決の話し合い、切り出し方で必要な5つのポイント【離婚しないために】




私が復縁結婚で失敗して「注意すればよかった」「もっと考えておくべきだった」と思った経験からまとめた記事は↓から

関連記事>>元彼と復縁して結婚するのはやめておけ!うまくいかない理由とは



話し合いが出来ない夫

元夫はプライドが高いうえに、話し合うことが苦手で出来ない人でした。


「男は黙って・・・」じゃないけど、無口で言わなくてもわかってくれ的な昔の男。


  • 自分の感情を言葉で表すことができないみたいで、ささいなことでケンカしても黙ってしまうか、むくれて別の部屋に行ってしまうか。無視もよくされました。



いくら夫婦になったといえども別々の人間なので、思っていることを言葉にして話し合えなければ、おたがいの気持ちはわかりません。


自分の気持ちもいえない夫を放置もできないので、普段は「こう思っているのかな・・・」とか推測していろいろやっていましたけど、レスについてはどうしていいか私もわかりませんでした。


  • どうやら元夫もレス状態から抜け出したいと思っていることは、元夫の態度からなんとなく伝わってきましたが、「これからどうしたいのか」や「本当はどう思っているのか」は言ってくれないと分かりませんよね。



お付き合いを始めてから拒否されてきたのは私の方なのに、自分が傷つくのが怖くて夫婦の問題に向き合ってもくれない元夫。


元夫は話し合って気まずい空気をつくるのが嫌だから、おたがい我慢してそれですませたいというタイプでした。

関連記事>>”話し合いが出来ない夫”になる男性の特徴と行動パターン


✔なぜ夫は話し合えないのか?


話し合いが出来ない人は、相手が「自分の要求を通したいから話し合おうといっている」と思っています。


いっぽう話し合いをしたい人は、「両方の意見を聞きたいから話し合いの場所をもちたい」と思っています。


両者で話し合いの感覚が違うんですよね。


レスがきっかけで表面化しただけで、私たち夫婦はちゃんと向き合うことができなかったのが原因なんだなと思いました。

関連記事>>話し合いが出来ない夫と向き合うコツ!夫の心理と4つのポイント



モラハラ夫だった

元夫は結婚後、モラハラ夫化していきました。


モラハラ夫にされたモラハラは以下のようなものでした。

  • 長期間無視される
  • 経済DVをうける
  • 実家の悪口を言われる
  • 人格否定される など




元夫からモラハラされて、ストレスから自律神経失調症になり、いろいろな病気も併発してその頃にはもうすっかりレスのことなんてどうでもよくなりました。


モラハラ夫と夫婦生活をもつと、よけいに依存して精神的支配が強くなる可能性があるので、レスのままいた方がいいですよ。

関連記事>>夫から受けたモラハラ無視はDVだった?【無視に悩む妻たちへ】



レスのまま離婚

結局私たち夫婦は、レスのまま気持ちも離れてしまい、離婚することになりました。


レスは原因のひとつではありますが、それよりも心が通った夫婦になれなかったことが問題でした。


夫婦って触れ合わないだけでこんなに心の距離が遠くなっていくんだな、と実感しました。


下記記事でもレスにつながった行動などを書いていますので、よかったらあわせて参考にしてみてください。

関連記事>>30代子なしでレス、そして離婚へ。レスになった原因や解消法は?



レス離婚で慰謝料はとれる?

離婚

レスが原因でパートナーと離婚したい、と思ったとき、レスが理由で慰謝料はとれるのでしょうか?


結論からいうと、レスが原因の離婚裁判で、100~500万円の慰謝料の支払いが命じられたケースはあります。


協議離婚では慰謝料は自由

協議離婚(夫婦間で話し合いの離婚)で、相手側が慰謝料を支払うことを認めれば問題ないですが、「支払いたくない!」となった場合、調停や裁判で慰謝料をもとめて戦うことになります。


その場合は、レスであったことの客観的証明が必要です。



レス離婚は証拠が必須

レスが法律上の離婚理由として認められるのには、レスが夫婦関係を破綻させるのに至っていると裁判所で証明しなければいけません。


いくら本当にレスでも、それを他人がみて分かるように証拠を集められなければ意味がありません。


✔証拠として認められるもの


  • レスについての詳細な日記やメモ
  • 会話の録音や写真  など



高額な慰謝料が認められた場合

過去にレスが原因で、高額な慰謝料の支払いが命じられた案件は以下のような場合でした。

  • 結婚してから一度も夫婦生活がない
  • 夫婦間ではレスだったが、不倫相手とはしていた
  • 3年以上レス状態だった
  • レスになった原因側の社会的地位が高い、資産が多い



レス期間が長いほど慰謝料は高額になる

慰謝料は精神的苦痛にたいして支払われる賠償金です


レスは十分精神的苦痛をあたえることですから、その期間が長いほど慰謝料は高額になる傾向があります。


1~2回拒んだくらいでは夫婦関係が破綻しているとは認められない可能性が高いです。


悩んだら専門家へ

「レスが原因で離婚したい」「慰謝料をとりたいけど相手が納得しない」などどうしたらいいか分からない人は専門家に相談しましょう。


手元にある証拠で慰謝料がとれるのか、今の状態で離婚できるのかなど、専門家の目線で判断してもらえるし、後々のもめごとも避けられます。


は離婚に強い弁護士を、無料で案内してくれる窓口です。


法テラスも利用可能で、無料で3回まで相談できるので、まずは相談してみましょう。


参考記事>>日本法規情報の評判と口コミ【失敗しない離婚に強い弁護士を選ぶ方法】



まとめ

夫婦

結婚1日目からレスだった私は、どこにも元夫の愛情を感じる機会がありませんでした。


レスはそれ自体よりも、夫婦の愛情表現の場がなくなることが問題だと思います。


からだの距離ができるとなぜか心の距離も開いてしまうもの。からだと心は一体だから避けられないですよね。


パートナーとの価値観が違う場合、私のように問題を先送りにせずに早めに対処することをおすすめします。


関連記事>>レスを解消できた方法まとめ【きっかけやアドバイス】

関連記事>>【2020年】DVやモラハラで悩んでいる方へおすすめ本10選

タイトルとURLをコピーしました