
夫・妻とレスで悩んでいる…
いつも「どうしてしてくれないの?」と相手を責めてしまう。
レス解消するにはどうしたらいいの??
✔本記事の内容
- レスは自己肯定感が低いのが原因!
- 自己肯定感が低いと話し合いもうまくいかない
- 自己肯定感が高まるとレス関係はこう変わる
- 自己肯定感の高め方
「夫・妻ともうずっと夫婦生活がない」「誘っても断られる」「私に原因があるの?」と悩むレスカップルは多いですよね。
私も元夫と3年間ずっとレス夫婦でした。
夫婦生活は一緒に生活するパートナーにありのままの自分や気持ちをさらけ出す行為なので、「自己肯定感」をもっていないと自分を見せることができず、レス夫婦になりやすいです。
本記事では、自己肯定感とレスの関係性や、自己肯定感が高まることでレスが解消する心理などを紹介します。
レスは自己肯定感が低いのが原因!【レス解消にはまず自分が変わる】

レスカップルに多いのが、どうしてレスになったのか理由をあげたときに「相手が○○してくれないせい」と考えていたり、「自分に魅力がないから」と自分を否定してしまうケースです。
夫婦やカップルがレスになるまでには日常でのいろんなできことがあって、その積み重ねでレスになった、というのが正しいかもしれません。何もなくいきなりレスになる夫婦って見たことないですよね。
相手を責めたり自分のせいにしてしまうのは、そもそも自己肯定感が低いことが影響して、自分も相手も受け入れられない状況におちいっていることがほとんどです。
自分に自信がないから夫のささいな一言で傷ついたり、妻のそっけない態度にイラついたり、その気持ちが意固地になって「もう妻・夫とはする気になれない…」という気持ちに変わるんですよね。
レスになる人は自己否定してしまうタイプが多い
レスになる夫婦、レスになる人は「自分のことを否定するタイプ」が多いです。
自己肯定感が低いと自己否定する傾向が強く、自分から誘うのに自信がなくなったり、拒否されたらと思うと怖くてできなくなります。

頑張って誘ってみても「今日は疲れているからまた今度」と断られたら…

やっぱり私に原因があるんだ…と落ちこんでますます自分を否定することになっちゃいますよね。
自己肯定感が低いと話し合いもうまくいかない
自己肯定感が低い人は、話し合いでレスを解決しようとしてもうまくいかないことが多いです。
自己肯定感が低い=自分を否定する状態だと、相手の意見にも耳を貸すのがむずかしくなります。

また自分を受け入れることができないので、相手から強い言葉をぶつけられると気持ちが折れて心を閉ざしてしまうことも。
そんな状態で話し合いをしても、「どうしてもっと時間を作る努力をしないの?」とか「俺の何がダメなの?」と自分のダメな部分、相手のダメな部分に焦点があたっておたがいを否定し合う結果になってしまいがち。
否定から入る話し合いはうまくいかないです。誰だって責められるのは良い気持ちがしないから。
「これだけ私が頑張ってるんだから、もっとあなたも優しくしてくれてもいいんじゃないの?」と強要するのは、感情を支配しようとしているのと一緒です。
レス解消したいなら自己肯定感を高める
レス夫婦やレスカップルというのは、「仕事が忙しい」とか「時間がない」など相手の問題を解決するよりも、自分を否定せずに受け入れることで結果的にレスが解消することが多いといいます。

たしかにいくら仕事が忙しいと言ったって、愛する人のために1時間のスキマ時間すら取らないっていうのは、ほかに問題があるからだよね。
そもそも自己肯定感が高い人は、たとえ相手に拒否されても「その事実だけ」を見ることができます。
たとえば夫を誘ったときに「今日は残業で疲れたから」と断られても、「今日は忙しかったから疲れたんだね」「今日はその気じゃないのか」くらいサラッと流せます。

自分を受け入れることができて、自分を愛していることがあたりまえな自己肯定感が高い人にとって、「今日断られた」ことに相手の愛情の有無は関係ないからね。
つまり断られたのは、ただ夫が疲れているからという事実のためであって、夫が自分を愛しているか愛していないかはそのときの原因ではないと考えられます。
自己肯定感が低いと、夫が「疲れたから今日は無理」と言っているのに言葉どおりに受けとることができません。
「私が魅力的じゃないせい?」「もう興味ないの?」「愛してないから?」と自分を否定し、夫の愛情を疑い、そして夫自身を否定してしまい、夫が傷つき、またレスが悪化するという悪循環です。
自己肯定感が低いと傷つくのを怖がり、自分を守るために相手を攻撃する行動に出るケースもあります。
「自己肯定感」という根本的な部分で自己否定しているため、相手のことも受け入れられなくなって信頼関係がおかしくなってしまいます。
本当にレス解消が目的?
レスを解消したいという人のなかには「行為自体が好き」という方もいますよね。
しかし以下のような感情があって「レスを解消したい」と思っている方も多いのではないでしょうか。
でもこれらの感情を満たすのは、べつに夫婦生活のみでしか満たせないわけではありませんよね。

たとえば「買い物のときに必ず荷物をもってくれる」「休日に一緒に出掛ける」とかでも愛情を感じることはできるわけです。
なのにどうしてレスだと「愛情が感じられない!」と悲しく思うかといえば、自分が愛されている実感をふだんでは思うように感じられないからです。
だからてっとりばやく相手とくっついて愛を感じられる手段として「レス解消したい」と思うわけです。
でもこれって自己肯定感が高い人は難なく感じられる感情でもあります。
自己肯定感が高く自分に自信があれば、相手の愛情をそのまま受け入れて疑うこともありません。
自己肯定感が高いと自分がしていることがおかしいことだと思わないし、相手に話したら笑われるかもしれないと恐怖心をもつ心配をすることもないので、フラットな状態で自分も相手も受け入れることができるようになります。
自己肯定感が高まるとレス関係はこう変わる

自己肯定感が高まると相手を受け入れられるようになる
自己肯定感が高まって自分を愛せるようになると、相手のことも受け入れられるようになります。
自己肯定感があれば「夫に愛されない私に価値なんてない」とは思いません。
だってそのままの自分でいいと受け入れられるからです。
レスの原因を自分のなかに探さなくてよくなるからです。
自己肯定感が高まると相手も変わっていく
自己肯定感が高まると、相手の行動が原因でイライラすることがなくなります。

今日レスでも「まぁいいか」と思えるようになります。

だって自分のことを愛しているし、価値があるのが分かっているから、そんな自分のことを愛してくれないはずはないと思えるからです。
そうやって自分に接していくと、相手への接し方も当然変わります。
仕事で忙しいと言われれば「大変だね」「ゆっくり休んでね」と難なくいえるようになります。
「今日してくれるのかな」と過度な期待をかけるのではなく、「疲れてるんなら今日じゃなくてもいいよね」と思いやりをもって相手を心配するようになります。
すると相手も自分を大切にしてくれるようになります。
自己肯定感が高まると変わること
そんな風に夫婦・カップルの関係性までも変える影響があるのが「自己肯定感」です。
自己肯定感が高まると、自分が幸せに生きることができるように変わります。
レス問題は環境や物理的な問題じゃなく、感情の問題です。

上記のように思えるように感情が変われば、レスも解消できるように変わります。
自己肯定感の高め方
自己肯定感は育った家庭環境や体験が影響しているので、1日でパッと高められるものではないですが、高めたいと思えば必ず高められる感情です。
私も生い立ちや母親との関係で自己肯定感が低く、私なんて人並みに幸せになることなんてないんだろうな、と思って生きてきました。
でも離婚を機に辛すぎて「本当は私だって幸せになりたいんだよ!」と思い、自己肯定感を高めるために取り組みました。
自己肯定感に関する本を読んで勉強したり、高めるワークに取り組んだりしました。
まだ途中だとは思いますが、今の私は自分に満足しているし、幸せだなと思います。
そして過去に元彼や元夫とレスだったことを、どうしてあんなに悩んだんだろう?と思います。別にレスだったとしても、パートナーとして仲良くする努力をしても罰は当たらなかったのにな、とも。
元夫はモラハラ夫だったので例外ですが、自己肯定感が高まったおかげでいろいろなことを受け入れる土台ができたと感じます。
レスで悩んでいて自分を好きになれない、相手を受け入れられないと思う方は自己肯定感の低さが影響していることが多いですが、自分や相手を受け入れる感情はこれから養うことができます。
レスで悩んでいる方はぜひ試してみてください。