私は結婚するときに、これまで加入していたがん保険をやめて、夫と一緒に民間の生命保険に加入しました。
結婚のタイミングで、自分の入っている保険の見直しをした方も多いはず。
離婚後はそのまま元夫と一緒の生命保険に入っているわけにはいかないので、どうしよう…と悩みました。
正直、離婚直後はこれからひとりで生きていくために就職して、一人暮らしを始めて・・・など安定とはほど遠い時期。
生命保険の手続きの順位は低かったですが、事故や病気はいつやって来るか分からないし、後回しにしてしまって取り返しのつかないことになるのも嫌でした。
実際私は離婚後、半年もしないうちに子宮頸がんで手術をすることになり、手術代をカバーできて、「生命保険に入っていてよかった…」という体験をしました。
しっかり自立して周りに迷惑をかけないためにも、離婚後のバタバタの中でも生命保険の見直しをしておいてよかったです。
生命保険の見直しによる手続き、ポイントを確認しておきましょう。
自分が加入している生命保険を確認しよう
私が元夫と加入したのは、民間の生命保険で、死亡保険と医療保険がセットになった保険です。
ファイナンシャル・プランナー（FP）が担当してくれる保険だったため、離婚した時も相談に乗ってくれてとても助かりました。
私たちは子供もいなかったため、最小限の保障をしてくれる保険に加入しました。
もし今後家族が増えたり、家を買ったりした場合はその都度、保険内容を見直すつもりでした。その必要はなかったですけど・・・
子供もいないし誰かにお金を残す必要がないため、保険の保障内容はそのまま引き継ぐことにしました。
もし子供がいる場合、万が一自分の身に何かあった時に子供が困らないように、できれば保障は手厚くしておきましょう。
生命保険の名義を変更しよう
離婚して、名字や住所などが変更になった場合は、保険の名義や支払い口座・クレジットカードなどを最新の情報に変更しましょう。
手続きを行わなかった場合、保険金の受け取りがスムーズに進まない可能性がありますので注意が必要です。
以下は忘れず変更しておきましょう。
- 契約者名義
- 保険金受取人
- 指定代理請求人
- 住所、電話番号
- 支払い口座、クレジットカードの名義
- 印鑑
保険金の受取人が元夫になっているかと思いますので、自分の親や子供などに変更しておきましょう。
ここを変更しておかないと、渡したい人に保険金を渡せなくなってしまいます。
加入している保険の窓口に連絡すれば、丁寧に教えてくれますので大丈夫！
生命保険の見直しをしよう
離婚の際、保険はお金がかかるし、といって内容を確認せずに保険を解約してしまうと、自分の保障がない状態になってしまいます。
一般的に年齢が上がるほど保険料は高くなりますので、引き継いで保険を継続できないか、新しい保険に加入するかなど、よく確認することが大切です。
私は担当のFPさんに離婚後の状況などを相談し、今の保険内容のままで継続することにしました。
保険って正直何がどう違うのか、よく分からないまま入ってますよね。
私も前入っていたがん保険は、掛け捨てタイプで15年くらい保険料を払っていましたが、結局その間がんにならなかったので、払い損していました。
現在入っている保険は貯蓄タイプなので、老後の資金にもあてられるものです。
FPさんはお金について学んでいるプロなので、人生のプランを立てて保険を見直してくれるので全体のバランスを取ってアドバイスしてくれますよ。
保険見直しだけでなく家計チェックや貯蓄方法、節税方法、住宅ローンの見直し、住宅購入のコツなどのアドバイスもしてくれて、総合的なお金の問題解決をしてくれます。
今入っている保険の内容を変えたり、保険料の見直しをしてくれるので、無料相談してみるといいと思います。
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助成金制度を活用しよう
母子家庭になった場合、国や地方自治体から、児童扶養手当などの助成金を受け取れる場合があります。
自分で申請をしなければ受けられない場合が多いので、お住まいの市区町村の窓口に相談しましょう。
所得税や住民税の減税制度もありますので、積極的に活用しましょう。
まとめ
離婚する場合には、現在加入中の保険契約をどうするか、できれば離婚するまえにきちんと話し合って、忘れずに変更手続きをしましょう。
保険について分からない場合は、FPに無料保険相談も出来ますので、利用してみましょう。
離婚後はお金の心配もありますが、万が一の場合も考えておきたいところ。
最小限の保障でも、安心して暮らせるように自分にあったスタイルを見つけましょう。
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