PR
結婚生活

モラハラ夫がケチ!経済DVされたときの対処法5つ

お金 結婚生活

夫が生活費を渡してくれない…
月3万円で毎月やりくりできないと罵倒される…これって経済DVだよね?
モラハラ夫はケチな人が多いのはどうして?



✔本記事の内容

  • モラハラ夫がケチ!経済DVされたときの対処法5つ
  • 経済DVで離婚はできる?



経済DVは、モラハラ夫が妻を自分の思いどおりにコントロールするためによく使われる手段です。


モラハラ夫はお金にケチなことが多く、稼ぎが良くてもそうじゃなくても経済DVをして妻を苦しめることがあります。


本記事では経済DVされた時の対処法や、経済DVをする心理、経済DVで離婚はできるのか?などを紹介します。



モラハラ夫はケチ!経済DVされたときの対処法5つ

お金

「経済DV」とは?

経済DVとは、夫が家庭のお金を管理して妻や子供に内容を知らせず、満足なお金を渡さないことで家庭を支配するDV(虐待)です。


妻は最低限の生活費でやりくりすることを強要され、夫に生活費が足りないと伝えても「みんなやってるのに何でお前だけできないんだ?」とモラハラをうけてしまい、精神を病んだり怒られるのが怖くて夫に内緒で消費者金融に借金してしまう妻もいます。


妻の金銭的な自由をうばうことで妻の行動を制限し、考えや態度を従わせて自分の思うままに支配しようとします。


殴る、蹴るなどの暴力を受けていないため、妻もこれがDVだという認識をしていない場合もあります。


どこからが経済DVにあてはまるの?

家庭のお金のことって各家庭で収入や生活基準によって違ってくるので、どのくらいお金に厳しかったら経済DVにあてはまるのかな?と悩んでしまう方もいると思います。


下記にあてはまる場合は経済DVの可能性が高いです。

  • 生活費をくれない
  • どう考えても足りないくらいの生活費でやりくりすることを強要される
  • 給与明細や通帳を見せてくれない
  • 自分のことにはお金をかけるが、妻や子供にはお金を使うのを渋る
  • お金の使い道をチェックされる
  • 妻に仕事をさせない
  • 妻の稼ぎに頼って働かない
  • 借金をつくる



生活費をくれない

「俺が稼いだ金はどう使おうが勝手だろ」と生活費をくれないのは経済DVです。


共働きでもなぜか「妻のお金は家庭のもの、俺のお金は俺のもの」と夫だけ家庭にお金を一切入れないこともあります。


妻は自分の給料だけで生活費を捻出したり、親に借金するなどしてやりくりすることを強要されます。



どう考えても足りないくらいの生活費でやりくりすることを強要される

月2~3万円などどう考えても足りない生活費しか渡してくれないのも経済DVにあてはまります。


少額でも生活費をいれていると経済DVにならないのでは?と思う方もいますが、生活に困るくらいのお金しか渡さないのは虐待です。


給与明細や通帳を見せてくれない

妻が頼んでも給与明細や通帳などお金の流れが分かるものを隠す、見せないケースもあります。

  • 妻が稼ぎを把握すると生活費を多くせがまれると思っている
  • すべての稼ぎを自分の好きに使いたいから
  • 浮気や風俗に使っているのがバレるから
  • 収入を知られると離婚するときに共有財産を請求されるから隠す など



一緒に生活をともにしていく夫が妻に稼ぎを知らせないのは、妻を精神的に不安にさせ安心して生活を送れなくさせます。



自分のことにはお金をかけるが、妻や子供にはお金を使うのを渋る

経済DVをするモラハラ夫はケチなので、自分以外にお金を使うのを嫌がります。


モラハラ夫は「自分が損をする」のを嫌がり、自分のお金を家庭に入れるのは損することだと考えています。「俺の金をどうしてお前が使うんだよ?どうにかするのが良い妻の役目だろ?」とモラハラしてきます。


自分の趣味やブランドものに使うのは惜しまないのに、妻はヘアゴムを買うのも夫に頼まなければお金を出してもらえなかったり、子供の習い事を「もったいない」とやめさせたりします。



お金の使い道をチェックされる

スーパーで買い物したさいのレシートチェックや、100均で買い物するのもいちいち夫の許可を取らなければならないケースがあります。


妻がムダづかいしていないか細かくチェックし、モラハラする要素をみつけて説教してくることも。


モラハラ夫は節約のために妻のお金の使い道をチェックしているわけではなく、妻がかくれてお金をためていないかを調べています。


妻におこづかいはなく好きなものが買えない、友達と遊ぶこともできなくなり孤立することもあります。





妻に仕事をさせない

妻に自由になるお金をあたえないため、妻が働くのを嫌がるのも特徴のひとつです。


専業主婦や子育て中で働けない妻は、すぐに夫と離婚できる状況にないため経済DVをうけやすい傾向があります。


夫も別居や離婚するにもお金がかかるのを知っているので、妻が自分のもとから逃げられないようにそのお金をつくらせないようにします。



モラハラ夫は妻を家に閉じこめて世界を狭めて、一般的な家庭がどういうものか情報を遮断することでモラハラしやすい環境をつくります。



妻の稼ぎに頼って働かない

病気やけがなど働けない場合をのぞいて、ヒモやニートになって働かず妻の給料だけで生活しようとするケースがあります。


夫婦間で「妻が働き夫が主夫をする」と決めているなら話は別ですが、妻の稼ぎは好き勝手使うのに家事をしない、妻の稼ぎでは生活費が足りないのに働こうとしない場合は経済DVにあたります。



借金をつくる

勝手に借金をつくる、ギャンブルをして生活費を使いこむ、車などの高額なものを相談なく買うなども経済DVの一種です。


モラハラ夫は自分で返すこともせず無計画にお金を使いながら「家計の管理もできないダメ妻」と妻をモラハラしてきます。


経済DVを受けたときの対処法は?

夫から経済DVをうけていると分かったら、そのまま苦しまずに行動し、対処しましょう。


経済DVを受けたときの対処法は下記の5つです。

  • ①家計簿をつけて夫と話し合う
  • ②話し合いを記録しておく
  • ③親に相談する
  • ④無料弁護士相談や、法的に生活費を請求する
  • ⑤別居や離婚する


①家計簿をつけて夫と話し合う

家庭でいくら生活費が必要なのか、家計簿をつけて目で確認できるようにします。


そのうえで夫と話し合いをして「この部分が足りない」と事務的に説明します。


もし夫に「足りなくても妻なんだからどうにかしろ」と言われたら?

たとえば「食費を削っておかずは3品のところ1品にします」など妥協案を出せるものは出して夫と一緒に決めましょう。



自分でやりくりして変えると、「どうしておかずが1品しかないんだ?!俺を栄養失調にさせる気か?」とモラハラする要素にされてしまいます。



②話し合いを記録しておく

夫との話し合いは記録に残しておきます。できれば録音しておくと役立ちます。


家計簿、生活費を振り込んでいる通帳、レシートも金額がわかるものはすべて残しておきましょう。


経済DVをするような夫はふつうとは違うので、離婚など話がもつれたときに「生活費は十分渡していたのにお金をせびられた、妻こそ経済DVだ」などと言い出しかねませんので夫が経済DVをしていた証拠が必要です。



③親に相談する

夫と話し合っても改善されなければ、親や身内に相談しましょう。


モラハラ夫は外面がよく親もだまされていることがあるので、家計簿や話し合いの記録をもっていくと分かってくれる確率が上がります。



  • 経済DVをうけた妻はお金のことを相談しづらいためひとりで悩み、カードローンや借金してしまうケースもあります。
  • そうなる前に「おかしいな」と思ったら信頼できる人に話してみましょう。



妻の言うことに耳を貸さなくても、第三者が言うことは素直にきく夫もいます。ひとりでどうにかしようとしないことが大切です。



④無料弁護士相談や、法的に生活費を請求する

親など頼れるひとがいない場合は、公的な女性センターや市役所のDV相談で話を聞いてもらえます。


一緒に住んでいるとなかなかむずかしいですが別居や離婚を視野に入れている場合は、内容証明で生活費を請求したり、婚姻費用分担の訴えをおこすこともできますので、無料の弁護士相談をして知識を得ましょう。

  • 日本法規情報では日本全国の弁護士を無料で紹介していて、3回まで無料弁護士相談できる「法テラス」と提携している弁護士も紹介してもらえます。



法テラスは、経済的に余裕がなくても法的な手続きや支援を受けられるように、国によって設立された機関です。くわしくは下記記事でまとめていますのであわせて見てみてください。

>>失敗しない離婚に強い弁護士を選ぶ方法【日本法規情報の評判と口コミ】



⑤別居や離婚する

モラハラ夫の経済DVがやまない場合は、別居や離婚を選択するのもすばらしいと思います。


夫が妻を働かせないなど行動を制限するのはおかしいし、金銭的な自由をうばわれることは人としての尊厳の一部がなくなることです。


経済DVをうけていた妻は貯金もできず経済的に困窮しているケースが多いので、まわりの援助を受けたり経済DVの知識をつけておくことが重要になります。


関連記事>>離婚のとき義両親に挨拶はするべきorしない?手土産や服装など注意すること

関連記事>>自分を大切にするための離婚【自己肯定感を高めよう】


経済DVで離婚はできる?

loveless

経済DVは離婚する理由として、客観的に証明しやすく有利です。


夫がまったく生活費をくれない、くれても足りないなどの経済DVは、離婚するときに「悪意の遺棄」、「その他婚姻を継続し難い重大な理由があるとき」 にあてまはまります。


経済DVをするようなモラハラ夫は簡単に離婚してくれるとはかぎらず、調停や裁判になることもあります。家計簿や話し合いの録音、メモ、通帳など「経済DVを受けていたことが客観的に証明できるもの」を用意しておくのをおすすめします。


経済DVをうけていた証拠がないと、離婚できても慰謝料がとれなかったりする可能性があります。離婚後は引越しや手続きなどでお金がかかりますので、離婚すると決めたら準備が必要です。






関連記事>>離婚する前に「絶対にやることリスト7個」【離婚届を出す前に準備しよう】

関連記事>>離婚・別居後の一人暮らし、初期費用これだけかかる【実体験から教えます】

関連記事>>離婚して一人暮らし・引越しするときに便利なサービスまとめ

関連記事>>離婚後の仕事探し【ママや主婦におすすめの求人サイト12選+職業別】

タイトルとURLをコピーしました