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「治るモラハラ」と「治らないモラハラ」の違い!

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夫がモラハラで困っている…
モラハラって一生治らないの?
「治るモラハラ」と「治らないモラハラ」の違いって何?



✔本記事の内容

  • 「治るモラハラ」と「治らないモラハラ」の違い
  • モラハラが治らない理由



夫や恋人からモラハラをされてつらいとき、「子どもが産まれたら変わってくれるかも」「話し合えば気づいてくれるはず」と希望をもってしまう前に、相手のモラハラが「治るモラハラ」か「治らないモラハラ」なのかの見きわめが超重要です。


本記事では「治るモラハラ」と「治らないモラハラ」の違いを紹介します。


関連記事>>モラハラ夫の25の特徴と見分け方【具体例をまじえて紹介】




「治るモラハラ」と「治らないモラハラ」の違い

モラハラ

「モラハラは治らない」というのが定説ですよね。


モラハラをする人間は良心が欠けていてふつうでは理解できない行動をしたり、息をするように嘘をつける人が多く、まともに向き合うと危険なので精神科医ですら「逃げたほうがあなたのため」とアドバイスするくらい、モラハラを治すのはむずかしいといわれています。


でもごくたまに「モラハラだった夫が治った」という体験談を聞くことがありますよね。

モラハラが治る人と治らない人、どんな違いがあるの?




治るモラハラと治らないモラハラの違いには、本人に「モラハラの自覚があるかどうか」にかかっています。


モラハラをしている自覚があるか?

まず本人に「自分がモラハラをしている」という自覚があるかどうかがとても重要な分かれ道です。


自覚がない人にいくら「それはモラハラだ」と話をしても「何を言ってるの?これは君のために言ってあげているのに」と逆にモラハラする機会をつくることになってしまいます。


モラハラ加害者は思考回路がふつうではなく、自分が正しくて相手が間違っていると思っているので、自分のしていることがモラハラだと言われても、夢が現実だったと言われているくらい意味が分からないことだと思います。


モラハラ加害者はつねに自分の都合のいいように事実をねじ曲げる習性があるので、他人の指摘でモラハラを自覚してもらうのは至難の業です。



モラハラを自覚するのはどんな時?

モラハラ加害者がモラハラを自覚するパターンとして多いのが、自分の幼い頃の体験を思い出して「もしかして俺は大嫌いだった父親と同じことをしているのかも…」と気づいて自覚するケースです。


自分の母親に暴言を吐いたり、生活費を渡さなかったりしている父親の姿と今の自分を重ね合わせて、自分も妻に同じことをしていることにハッと気がつくことがあります。


またモラハラをくりかえして離婚話に発展し、両家の親をふくめた話し合いで「モラハラしていたのか」と気がつくこともあります。


当人同士の話し合いよりも第三者が混じることで気がつくケースがあります。


関連記事>>夫から受けたモラハラ無視はDVだった?【無視に悩む妻たちへ】



モラハラをやめたいと思っているか?

自分でモラハラしているという自覚があって、なおかつモラハラをやめたいと思っている人は時間はかかってもモラハラを治すことができるタイプです。


まず自分がモラハラ加害者だと自覚し、そのうえで治したいと思える人は「治るモラハラ」タイプだといえます。


逆にこの2つの条件がなければ「治らないモラハラ」、というか治す気がないモラハラということです。


「治るモラハラ」タイプ

  • モラハラをしている自覚がある
  • モラハラしている自分が苦しい
  • モラハラをやめたいと悩んでいる



「治らないモラハラ」タイプ

  • モラハラをしている自覚がない
  • モラハラを指摘されるとキレる
  • モラハラしている自覚はあるがそれを楽しいと思っている
  • モラハラを治したいと思わない



モラハラが治らない理由

夫

モラハラしている自覚がそもそもないのがいちばんの理由です。


いくら他人が変えようと思っても本人に自覚がなければムリな話ですよね。モラハラ加害者に「あなたはこんなひどいことをしている」と説明しても「でもお前だって○○してるじゃないか!」「俺ばかり責めているけどお前にだって悪いところはあるだろ」といって話をすり替えられた経験がある方は多いと思います。


そして仮にモラハラを自覚したとしても、「モラハラを治そうと思う加害者は少ない」と言います。


モラハラ加害者はモラハラを治そうと思わない

モラハラ加害者はモラハラしていると自分が本来やるべきことも任せて、すべての責任を押しつけられて、利益は自分のものにできるし、とても楽なんです。


わざわざそんな楽な状態を手放してモラハラを治療しようなんて思いませんよね・・・




モラハラを治すためには根本的な本質部分を見る必要があり、モラハラ加害者のそれはとても汚いものです。モラハラ加害者の本心は他人への嫉妬心や恨みが強く、自分は特別な存在だと思い込むことで自分を保っているのに、自分には本当は何もないことを認めるのは苦しいですよね。


モラハラは人格障害であり短期間で治るようなものではないので、何年もかけて自分と向き合い苦しみながらモラハラを治すなら、またモラハラできる人間を探しなおしてモラハラしつづける、というループを続けたほうがはるかに楽です。


モラハラ加害者は精神的に弱い人間が多いので治す方を選ぶことはまれです。


モラハラを受けてつづけていた妻や恋人が愛情の気持ちから一緒に治そうとがんばっても、「お前は俺を受け入れられないその程度の人間だった」「お前の愛情は薄っぺらい」といってまたモラハラ対象を探すほうが簡単です。


モラハラ加害者は自分の得になるように生きているだけなので、志や信念はありません。モラハラしている自分を認めてしまえば何者でもなくなってしまうので話を聞かないし、受け入れることもありません。



モラハラが治ったと錯覚するとき

モラハラサイクルのハネムーン期はモラハラ加害者が優しくなるときです。


このハネムーン期は爆発期でストレスが発散されて落ち着いたときなので、モラハラ被害者が「もしかして元の夫に戻ってくれた?!」と錯覚しやすいとき。


しかしひとには気分の波があるように、モラハラにも波があります。モラハラが緩む時期もありますが決してモラハラが治ったわけではないので注意しましょう。


モラハラサイクルがあることによって依存関係になりやすいため、モラハラはそんなにすぐ治らないと覚えておくことが大事です。


関連記事>>モラハラ夫のハネムーン期にだまされるな!【モラハラサイクルの仕組み】



年齢が若いほどモラハラは治りやすい

ひとにもよりますが一般的には年齢が若いほど脳が柔軟で、新しいことを受け入れやすい傾向があります。


年を追うごとに頑固になったり固定概念にとらわれるようになりますよね。もし夫や彼氏にモラハラを気づかせたいと思うなら早い方がいいです。


また子供がいる家庭では、夫のモラハラが子供にうつることがあります。子供はいちばん身近な人間を見て育つのであたりまえっちゃあたりまえのことです。


  • もし子供にモラハラの傾向がみえはじめたら、できれば加害者とは距離をおいたほうがいいと思います。



関連記事>>離婚前に別居するべき5つの理由【一人になって分かること】




モラハラ加害者の特徴のひとつに「自分もモラハラ家庭で育った」ことがあげられます。


モラハラ環境で育つことで「これが常識」「これがふつう」と刷り込まれ、そういうものとして自分が育った環境を自分の家庭で再現しようとします。それがモラハラ加害者にとって慣れ親しんだ環境だからです。


それが子供にも受け継がれる危険性があります。



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