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【年収別・おひとりさまの年金額】100万・200万・300万、ぶっちゃけいくらもらえる?

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将来、年金だけで生活できるのか心配…
私の年収だと、年金って毎月いくらもらえるの?



✔本記事の内容

  • 年収別・おひとりさまの年金額
  • 年収100~300万円、将来の年金額
  • 何歳から年金ってもらえる?
  • 年金だけじゃ生きていけない、と思ったら



毎月支払っている年金。これが老後、働かなくなったあとの収入の柱になります。


でも毎月払ってはいるものの、将来いくらもらえるのかは、あまり分かっていない方も多いですよね。


今のうちに「将来、少ない年金だけじゃ生活できない」とわかっていれば、対策もとれて安心。


今回は、おひとりさまが将来貰える年金額を、100万円・200万円・300万円の年収別で、分かりやすく紹介します。


自分の年収に当てはめて確認してみましょう。



【年収別・おひとりさまの年金額】100万・200万・300万、ぶっちゃけいくらもらえる?

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さっそく、年収別のもらえる年金額をチェックしましょう。


なお、条件は以下のとおりの場合です。

  • おひとりさまの独身
  • 一人暮らし
  • 年収がずっと同じ
  • 現在の年金水準




年収200万円・300万円の方は、以下の条件もプラスした場合の年金額です。

  • 会社員
  • 22歳~60歳まで厚生年金に加入
  • 65歳から老齢厚生年金と老齢基礎年金を受け取る



年収100万円の場合、もらえる年金額


年収100万円の場合、もらえる年金額は『年に77万7800円』です。


年収100万円の人の給料は、およそ月に8万3000円。この金額だと、厚生年金には加入できないので、将来貰える年金は「老齢基礎年金」のみとなります。


なお、厚生年金に加入するためには、以下の条件に当てはまる必要があります。

  • 賃金は月額8万8000円以上
  • 労働時間は、週の所定労働時間20時間以上
  • 雇用期間は1年以上が見込まれること…など



もし「年に77万7800円だと足りない」という方は、仕事する時間を増やして年収をUPする、厚生年金に加入できる会社に勤めるなどが必要です。


年収200万円の場合、もらえる年金額


年収200万円の場合、もらえる年金額は『年に121万4490円(月額10万1208円)』です。


年金額の内訳は、以下のとおりです。

  • 老齢厚生年金・・・年間43万6690円
  • 老齢基礎年金・・・年間77万7800円




年収300万円の場合、もらえる年金額


年収300万円の場合、もらえる年金額は『年に143万5520円』です。


年金額の内訳は、以下のとおりです。

  • 老齢厚生年金・・・年額65万7720円
  • 老齢基礎年金・・・年額77万7800円(令和4年度)



年収別の年金額一覧


年収将来もらえる年金額
100万円77万7800円
200万円121万4490円
300万円143万5520円
350万円154万5950円
400万円165万3811円
500万円193万2,000円
600万円209万3132円


自分の年収に当てはめてみましょう


厚生年金に加入するメリットは?


厚生年金に加入すると、厚生年金保険料を負担しなければならないので、毎月の給料の手取り金額が少なくなるのはデメリット。


ただし、厚生年金に加入すると、将来もらえる年金額が増えるのがメリットです。


厚生年金に加入するメリット
  • 将来受け取れる年金が増える
  • 厚生年金保険料は、会社が半分負担してくれる
  • 万が一の時に、障害年金・遺族年金がもらえるメリットもある



厚生年金に加入しているか分からないときは


社会保険完備の会社に勤めている方は、給与明細を見ると厚生年金分が毎月引かれているはずなので確認してみましょう。



年金って何歳からもらえる?

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現在、年金は原則65歳から受給可能です。


ただし、受給資格期間が10年以上ある場合に限ります。年金を納めている期間が短いと、受給資格に満たない場合があるので注意。


年金受給の繰上げをしたい場合は?


早く年金を受け取りたい人は、最大60歳まで1カ月単位で繰り上げることができます。


繰り上げる場合は早くもらう分、1カ月につき0.4%または0.5%減額になります。なお、減額率は生年月日によって異なります。


請求時の年齢繰り上げる時期ごとの減額率
60歳24.0%
61歳19.2%
62歳14.4%
63歳9.6%
64歳4.8%
引用:リスクに備えるための生活設計



例えば、65歳から年額60万円(月額5万円)の老齢基礎年金を受け取れる人が、60歳へ繰り上げて年金を受給する場合、年金の減額率は24.0%(受取りは76.0%)になり、年金額は45.6万円(月額3.8万円)になります。


年金受給の繰下げをしたい場合は?


逆に、まだ働いていたり収入があって、年金の受給を遅らせてもいい人は、66歳以降~最大75歳まで1カ月単位で繰り下げることができます。


繰り下げる場合は、遅くもらう分、1カ月につき0.7%増額に。なお、75歳0カ月まで受給を繰り下げると、84%の増額になります。


手続き時の年齢繰り下げる時期ごとの増額率
66歳8.4%
67歳16.8%
68歳25.2%
69歳33.6%
70歳42.0%
71歳50.4%
72歳58.8%
73歳67.2%
74歳75.6%
75歳84.0%
引用:リスクに備えるための生活設計



例えば、65歳から年額60万円(月額5万円)の老齢基礎年金を受け取れる人が、66歳0カ月へ年金を受給するのを遅らせる場合は、増額率は8.4% 年金額は65.04万円(月額5.42万円)となります。


  • 手続き後は、取消しや修正はできず一度決まった増額率による年金を受け取り続けることになるので、家計などを考慮したうえで決めるのが大切です!



年金額、額面と手取りの差に注意!

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ここまでで、「自分の年収だと、年金はだいたいこれくらい毎月もらえるんだな」とシミュレーションできましたね。

  • でも注意したいのは、年金からも引かれる税金があること。



今もらっている給与や賞与と同じように、年金からも税金や社会保険料を納める必要があるため、額面と手取りには差があります。


額面ではなく、手取り額で将来設計を立てようね


  • 年金から差し引かれる税金は、所得税と住民税
  • 年金から差し引かれる社会保険料は、国民健康保険料と介護保険料



これらの税金の負担額は、所得や年齢、家族構成などによって変わります。


目安としては、年金の10~15%前後が差し引かれ、65歳から受け取る年金の手取り額は、額面の85~90%程度と覚えておきましょう。


上記のように、年金からは税金がひかれるので、繰り下げ受給をしない方が、年金の手取り額を減らさないという点では優位。

年金額が増えれば、税金と社会保険料の負担も大きくなるため、手取り額は減ることに。

繰り上げ受給をする場合には、年金増額も見込めるため慎重に検討しましょう。




90歳まで生きた場合、受け取る年金額の差は?

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平均寿命が延びていて、90~100歳まで長生きするのも当たり前な時代。


長く生きれば生きるほど、受け取る年金額も増えていきますよね。


年金を65歳~90歳まで受け取った場合、年収ごとの違いはどのくらいあるのか、年収100万円・200万円・300万円の年金受給額の差額を詳しく紹介します。

年収100万・200万・300万円の年金額の総額と差額


年収100万円 年収200万円年収300万円
1年間の年金額77万7,800円121万4,490円143万5,520円
25年の総支給額1944万5,000円3036万2,250円3588万8,000円
年収100万円との差額1091万7,250円1644万3,000円




年収100万円の年金額の総額よりも、年収200万円なら約1091万円、年収300万円なら約1644万円多くなります。



年収別・おひとりさまの年金額まとめ

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年収100万円・200万円・300万円のおひとりさまの年金額を紹介しました。

  • 老後に受取る年金は、それぞれの具体的な年収などによって変わるので、毎年誕生日ごろに届く「ねんきん定期便」をもとに確認してみましょう。




「これだけじゃ少ない」「将来生きられないかも…」と感じたら、年収を増やして年金も増やすことや、老後の資金を用意することを考えましょう。


年金だけじゃ生きられないなら、今から稼ごう


正直、実家がお金持ちなどの頼れる場所がなければ、年収100~300万円の人がもらえる年金だけで、老後生きるのはしんどい…。


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下記記事では、スキルなしでも始められる副業を紹介しているので、興味がある方は参考にしてみてください。

>>【毎日1000円コツコツ稼ぐ】ノースキルでも損しない!着実にお金を貯める方法


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>>「35歳以上の転職は難しい」は本当か?バツイチアラフォー独女の体験談

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年金だけじゃ将来どうなるか分からない、という方は、身体が元気で動けるうちに少しでも多く収入を得て、老後の足しにしましょう。

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