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暮らしかた

子供のいない人生で本当に後悔しないかと毎日考える【バツイチアラフォーの歩き方】

子供 暮らしかた

現在35歳。30代に入ってまわりの友達は子供がいるけど、私はこのまま子供をもつ機会がないかもしれない。
子供を産まない人生で本当に後悔しない?



本記事の内容

  • 子供のいない人生で本当に後悔しないかと毎日考える【バツイチアラフォーの歩き方】
  • 女性が「子供を産まない選択」を悩む理由
  • 「まだ産める」「もう産めない」のはざまで




35歳、バツイチ、独身、子供なし。再婚する気はない。

独身に戻ったいま、子供を産むことは現実的ではなくなりました。


夫はもういらないという方も、それは「自分の子供が欲しくない」ということとイコールではありませんよね。



結婚は何歳になってもできるけど、子供を産むにはタイムリミットがあります。


再婚するつもりがない私は、おそらくこのまま子供がいない人生を過ごしていくと思いますが、「まだ産める年齢」であることが、悩んで苦しめる要因のひとつになっています。


子なしで離婚したバツイチさんは、「このまま自分の子供を持たずに生きて、本当に後悔しないだろうか」と思ったことはありませんか?


本記事ではそんな子供のいない人生を送ることを選んで後悔しないのか、について掘り下げます。


子供のいない人生で本当に後悔しないかと毎日考える【バツイチアラフォーの歩き方】

家族

「生涯子供がいない女性」は今後3割に

私は現在35歳、まわりの友人は結婚して子どもがいる人がほとんどです。


結婚するまえは「子供が欲しいかわからない」といっていた友人も、結婚すると子供を産むのがあたりまえと言わんばかりに子供を持ちはじめます。


私も結婚していたときには子供を産む可能性も考えましたが、結局産むことはありませんでした。




結婚していても子供がいない知人もいますが、理由を聞くことはあまりありませんよね。



国立社会保障・人口問題研究所が2017年4月に公表したデータによると、子供を持たない女性は今後3割にも及ぶそう。

1955年生まれ(現在62~63歳)で子どもがいない女性は12.6%だったのに対し、70年生まれ(現在47~48歳)では28.2%と倍以上になっています。

今後の合計特殊出生率が1.4程度で推移していけば、女性全体のうちの3割は子どもがいない人生を歩むことになります。

引用:withnews https://withnews.jp/article/f0180705002qq000000000000000W08110101qq000017621A




女性が子供を持たない理由とは

誰も教えてくれなかった 子どものいない人生の歩き方の著者、くどうみやこさん(50)が行ったネットアンケートでは、女性が子供を産まない理由について以下のように回答されています。

”協力した28~61歳の85人(平均年齢42.2歳)に「子どもを持たない理由」を複数回答で尋ねたところ、1位は「タイミングを逃した」で34.1%でした。2位「病気による体の事情」(29.4%)、3位「育てる自信がないから」(24.7%)と続き、「最初から子どもは持たないと決めていた」は8.2%で、12ある選択肢の中では最も低くなっています。”

引用:with news https://withnews.jp/article/f0180705002qq000000000000000W08110101qq000017621A





ネットアンケートの結果を見ると、初めから子どもを持たないと決めていた女性は少数のようです。


私もそうですが、女性が子供を持たない理由は1つだけではなくて、いろいろな理由が重なって子供を持たない人生を選んでいる人が多いです。



女性が「子供を産まない選択」を悩む理由

子供

自分で子供を「産まない」と選択をした女性でさえも、それを受け入れるのに時間がかかるといいます。


私も子供を持たないことを選んだひとりですが、これまで子供を産むか産まないか以上に「自分の選択したことがこれでいいのだろうか」と悩んだことはありません。


「女は産んでこそ幸せ」の刷り込み

女性として生きていくうえで、「女性は子供を産んで一人前」、「子供を産むことが女性にとっていちばんの幸せ」と世の中から無意識の圧力を感じることは少なくありません。

結婚や子供に興味がなかった友人も、結婚や出産を経て「自分の子供は可愛い」「やっぱり子供を産んでよかった」と思った、というケースも多いです。




そういう意見を聞くと、産んでいない私は劣等感や焦りを感じるときもあります。


「私は産んでいないから理解できないだけで、もし産んだらそういう気持ちがうまれるんだろうか」と思うこともあります。


  • しかし冷静になると、女性それぞれの幸せが「子どもを産むことだけ」な訳がないし、母親になっても幸せを感じられない人もいる、とわかります。



無責任な世間の声よりも、自分の幸せを探すことが大切です。



まわりに「子供がいない人生」の見本がいない

私の母親の世代(50〜60代)は、結婚して子供を産むのがあたりまえの世代。


そんな親に育てられた私たち30代は、「子供がいない家庭」というものをみる機会は、あまりなかったのではないでしょうか。


私たち30代や40代の世代では、独身だったり、夫婦共働きの家庭も多く、子どもを持たない人がどんどん増えています。



でも、子どもを持たないまま生きて、その先にどうなるのか、といった見本がいないのです。


これが老後どう生きるのが想像がつかず、不安が強まる要因のひとつになっていると思います。


子供を産まない選択をした30代女性の本音

子供

女性が「子供を産まない」という選択をするのは、勇気がいることです。


それは自分の迷いプラス、自分の幸せとは関係なく世間から「女性として欠けている」「人として何かが足りない」というレッテルを貼られるから。


まだまだ子供を産まない女性がマイノリティとされるなか、なぜ「産まない決断」をしたのか、本音をまとめてみました。


子供を産まない選択をした女性の本音10個

  • ①世間からのプレッシャーが辛い
  • ②子供をほしいと思わない
  • ③夫の子どもは欲しくない
  • ④これでよかったのかいつも考えている
  • ⑤自分の身体のため
  • ⑥親になりたくない
  • ⑦子供の将来が心配だから
  • ⑧自分の遺伝子を残したくない
  • ⑨老後の準備をしておく
  • ⑩自分の人生を生きられる


①世間からのプレッシャーが辛い


子供を産まないことを自分で選んでも、まわりは「結婚したら産むのは当然」とばかりに産め産めコールがはじまります。

それはなぜか自分とあまり親しくない女性からの攻撃が激しいです。親戚とか、職場の人とか。


子供がいないと不幸せだ、と面と向かって言ってくるのは、だいたい私の幸せと関係ない人たちばかりです。


それでも将来を悲観されるのは悲しいし、干渉されるのはプレッシャーに感じます。

私が1番腹が立って悲しかったのは、「子どもを産むまで本当の愛情とはなにか分からない」と言われたこと。



私はたしかに自分の子供への愛情は知りえませんが、家族や友人への愛情・感謝の気持ちを知っています。


子どもを産まないことを選んだ女性も、それぞれがいろいろな理由があって、それを選んでいたりします。


善意で、悪気のない言葉をかけてくる人は、それが親切だと思って疑わないので、とても厄介です。


②子供をほしいと思わない


もともと結婚願望もなければ、子どもをほしいと思ったこともありませんでした。


すべての子どもが可愛くないわけじゃありません。姉や友達の子どものことは心底可愛いと思うし、幸せになってほしいと思います。


でも親しくない人の子どもや、電車やデパートなど公共の場所で泣き叫ぶ子どものことは、まったく可愛いとは思えません。


見知らぬ人の子どもに対しても、可愛いね、という子もちの友人と比べて、自分は母性がないんだ、自分の人生を子供のために使うことが嫌になるときが来るのでは。


そう思い、まわりに合わせて無理に子供を持とうと思うことはやめました。


③夫の子どもは欲しくない


結婚していたとき、「産まないの?」といわれると、困ってあやふやに笑うことしかできませんでした。


子ども自体は正直、産んでも産まなくてももどちらでも良かったのですが、元夫にはモラハラを受けていて、「この人の子どもが欲しい」と思うことはできませんでした。


結局、子ども以外の理由で離婚しましたが、元夫との子供を生まなくて良かったなと、今は思います。


④これでよかったのかいつも考えている


元夫とのこと、バツイチになったことを考えると、子供を生まなくて良かったなと考えていますが、もしあのとき産んでいたら、私の人生はどうだっただろう…と考えることはたまにあります。


友達の子供と遊んでいると本当に可愛くて、産まない幸せを選択して私は本当によかったのかな、とか。


ニュースでは少子化や、子どもを産まない女性は女生産性がない、などと言われます。


目にするたびに少し申し訳なく思いますが、ちゃんと働いて税金を納めていますし、国民としての義務をはたしているのだから、と思うようにしています。


⑤自分の身体のため


私は25歳の時、婦人科の担当医に「排卵していない」と言われてピルを処方されたり、34歳のときに子宮頸がんの手術を受けたことがあります。


ホルモンバランスも悪く、きちんとした検査は受けていませんが、おそらく子どもを産むには不妊治療が必要になるだろうと、20代からぼんやりと考えていました。


親しい友達にも、1人目はすんなり自然妊娠したけど、2人目がどうしてもできなくて不妊治療している友達や、流産しながらも頑張っている友達もいます。


自分の身体のことや、不妊治療の大変さを聞くと、自然と子どもを産まないという選択をとっていました。


⑥親になりたくない


小さいころ両親が離婚して、シングルマザーの母親に育てられたため、「結婚している夫婦」の良さをわからずに育ちました。


3人姉妹の真ん中で、放任主義の母親に育てられ、何をするにも自由。


あまり愛情たっぷりに育てられたとは思いませんでした。今なら理解できますが、母親は3人の娘を育てるのに必死で、大変だったんだと思います。


しかしそういう育ち方をしたせいか、子どもにどういう愛情を与えて育てていいのか、私にはわかりません。


私には姉の姪っ子、甥っ子がいて、子どもの素晴らしさはすぐそばで見ていて知っています。


しかし、自分の子供といえども1人の人間である子供をちゃんと育てることができるか、自信がありません。


⑦子供の将来が心配だから


最も悲観して考えた場合、2052年には国民年金の積立金がなくなり、年金は支給されなくなるとの試算が発表されました。


2019年10月からは消費税も10%に値上がりし、消費も落ち込む予想です。


私たち30代が50歳になるころには、1.4人に1人の割合で老人を支えなくてはいけないし、そんな時代に生まれてくる子どもは、苦労が多くて可哀想だと思うこともあります。


自分自身がバツイチで苦労しているので、今の社会のあり方は、子どもを持つのに良い環境だとは思えず、生まれてくる方が大変なのでは、と感じます。


⑧自分の遺伝子を残したくない


私はあまり自分のことが好きではありません。人見知りだし、コミニケーション能力はなし、愛想もないし、すごい適当だし…


もし自分が産んだ子どもが、私そっくりに育ったらと思うと、この世のなかで生きづらいだろうなぁと不憫に感じて、死ぬに死ねないと思うのです。


だから自分の遺伝子を残したいと思わないし、自分の遺伝子を継いだ子どもの顔を見たいとも思いません。


⑨老後の準備をしておく


自分の子どもを生まないということは、老後の面倒を見てくれる人が誰もいないということです。


そのため、妹に迷惑をかけずに自分ひとりの面倒くらいはみられるように、今から老後の準備をしています。


衣食住から、死んだ後のお葬式、お墓問題など、用意しておくことはたくさんあります。


⑩自分の人生を生きられる


子供を産まないことの最大のメリットのひとつに、自分の人生だけを生きられる、ということがあります。


私は旅行が好きだし、子どもの頃にできなかったことを、大人になった今やりたいと思っています。


子どもを産んで、自分の人生に与える影響を考えたとき、悩むこともありますが産まない選択を選びました。


子どもにかかるお金、時間、自由、エネルギーを考えたとき、子どもを産んでいたら20年近くは、それを子どものために費やさなくてはいけません。


子どものための人生を歩むより、私は自分の人生を生きたいと願いました。


また、子どもを産まないことによるメリットもあります。


子どもを産むと、出産で身体がダメージを受けてしみやシワが一気に増えるし、それをケアする時間もなくなります。


子どもがいない女性のほうが若々しくみえるのはそのせいかも。


バツイチになって夫もいなくなったいまは、誰のことも気にせず旅行へ出かけられるし、自分の責任で生きていけることは、私の心を自由にしてくれています



子供を産まないことにコンプレックスや劣等感を感じる女性たち

不安

子供がいる友人と集まるときには必ず子供の話になり、どうしても話についていけない自分を感じる、という独身女性は多いです。


友人の子供の成長はとても嬉しいですが、同時に「もし私も産んでいたら、こんなに大きな子どもがいたのかもしれない」と思うと、後戻りできない焦りを感じます。



また、少子化のニュースを見るたびに、なんとなく罪悪感を感じます。


私は人間として、女性として、しなければいけない責任を果たさなかったのかもしれない、という気持ちになることがあります。


子どもをもたないことを後悔する人、しない人


しかし、私は結婚していたときに、子供を生まない選択をしたことは良かったと思っています。


夫婦関係を改善するために、子どもを持とうとする夫婦がいますが、あのときの私たちがそうしていても、離婚していただろうと思うからです。


そして、今の私は子どもを育てられるだけの金銭的余裕がありません。



私は親になるとはどういうことか、ずっと考えています。

子どもを持たないという決断をした人は、子どもを持つと決めた人より、ずっと「子どもを持つこと」について考えているんじゃないかなと思います。



考えて考えて、その末に出した結論なら、私はコンプレックスや劣等感を感じても、少なくとも後悔はしないのではないかと思います。


反対に、後悔する人は若いときに流されてよく考えなかった人かもしれません。


30代「まだ産める」「もう産めない」のはざまで、子供がいない人生を選ぶ

愛


35歳は出産するうえで、ひとつのタイムリミットと言われます。


日本産科婦人科学会により、35歳以上での初産は高齢出産と定義づけられているからです。



婦人科に行くたびに、担当医からは子供を持たないのかと聞かれます。


おそらく35歳、まだ産める年齢であることがものすごくプレッシャーです。


不妊について

もちろんすべての女性が自然妊娠できるわけではありません。


妊娠は奇跡だし、私の友人のうち2人は流産を経験しています。そのときに医師から「6人に1人は流産することがあるから」と言われたといっていました。

私も25歳のころ、肌荒れが原因で婦人科に行ったときに「排卵していないときがある」と言われ、その頃からなんとなく、私は不妊で産めないのではないかと思いながら生きてきました。



その頃から子どもを持たない人生について、いつも考えていたと思います。



元夫からのモラハラ、セックスレス、子どもを欲しがらなかったなど、いろいろな理由から、私は子どもを持つことを選びませんでした。


これから年齢を重ねていくたびに、私は「もう産めない」に移行していきます。


子どもがいない人生は生きづらい?


子どもがいない女性は生きづらいのか、と考えたときに、女性はどんな状態でも生きづらいのかもしれないと思いました。

  • 独身→結婚しないのかと言われる
  • 結婚する→子供は産まないのかと言われる
  • 1人産む→ふたり目は?と言われる
  • バツイチ→再婚しないのかと言われる



なにをしても何か言われるんだったら、自分の幸せを第一に生きたほうが楽だし、楽しいのではないでしょうか。


まとめ

姉や友人の子どもを見るたびに、私は自分の「子どもを持たない人生」について考えます。


きっとこれからも自問自答しながら生きていくと思いますが、それは「子どもを持つ選択をした人」も同じこと。


それぞれが選んだことが幸せならそれでいい。自分の人生を自分で選べることが重要だと、私は思います。


人と比べるのではなく、お互いの人生を認め合い、自分の幸せにフォーカスできるような世の中であってほしい。そう思います。




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