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【サイレントモラハラ・チェックリスト】夫や彼氏は大丈夫?

モラハラされる女性 結婚生活

夫・彼氏にときどき無視されるんだけど…
この態度って、もしかして「サイレントモラハラ」ってやつ?
どうしたらいいの?


この記事で分かること
  • サイレントモラハラチェックリスト
  • サイレントモラハラをする人の特徴や注意点
  • サイレントモラハラの対処法



サイレントモラハラとは、怒鳴ったり殴ったりなどの攻撃的な言葉・行動をとらないものの、相手に対して無言の圧力をかけたり、相手を心理的に苦しめたりする、「静かにおこなわれる陰湿なモラハラ」のことです。


サイレントモラハラを受けた側は、目には見えにくくても精神的に追い詰められます。


今回は、夫や彼氏がサイレントモラハラかも?と悩んでいる方に、サイレントモラハラのチェックリストを紹介。


サイレントモラハラをする人の特徴や注意点、対処法なども紹介するので、現状に我慢しないでどうにかしたいと思っている方は参考にしてください。





サイレントモラハラに注意!チェックリスト

サイレントモラハラを受ける女性

さっそく「サイレントモラハラ・チェックリスト」を紹介します。

下記に当てはまる場合は、相手によるサイレントモラハラの可能性が高まっているので要注意です。

  • 話しかけても無視されている
  • 聞こえないふりをされる
  • 聞こえるようにため息や舌打ちをする
  • 態度で不機嫌なのをアピールしてくる
  • 無表情で睨みつけられる
  • ひとり言のように文句・不満を言われる
  • 返事をしてくれない
  • そっけない態度をとる
  • ドアをわざと大きな音を立てて閉める
  • 一緒にいると緊張する、気が休まらない



もし、あなたが夫や彼氏と一緒にいるときに、重苦しい空気や相手の不機嫌な雰囲気によって、息苦しさを感じたりストレスを感じている場合には、サイレントモラハラの被害を受けているかもしれません。


サイレントモラハラは、学校でのいじめのようなもの。友だちに無視されたり嫌がらせされたりするように、ネチネチと精神的にいじめてきます。


つまり、夫や彼氏が直接的に攻撃的な言葉や行動をとらなくても、無視や冷ややかな目線などの無言の圧力、心理的な苦痛によって、あなたを支配しようとしている可能性があります。


この行動は、相手をコントロールするために行われますが、攻撃的な言葉や行動が少ないため、ソフトモラハラとも呼ばれています。


一緒にいる時に夫や彼氏の顔色をうかがっていたり、ビクビクしている人は、サイレントモラハラを受けている可能性が高いよ!





サイレントモラハラをする人の特徴とは

モラハラをする夫

サイレントモラハラをしてくる人には、一定の特徴があります。あなたの夫や彼氏が当てはまらないか、チェックしていきましょう。

  • 優位に立とうとする
  • 自分の考え・意見が絶対的に正しいと思っている
  • 話し合いができない
  • 相手のミスに厳しい
  • 外面がいい




優位に立とうとする

サイレントモラハラをする夫・彼氏は、妻や彼女よりも優位に立とうとする傾向があります。


「無視」や「ため息を聞かせる」などのサイレントモラハラをすることで、相手に恐怖心や罪悪感を植えつけて、彼女を自分がコントロールできるようにしようとします。


その結果、妻は徐々に感情を押し殺したり精神的に追い詰められたりして、夫に合わせなければならないと感じてしまいます。

こうなると、もう対等な夫婦関係じゃなくなってしまうね




自分の考え・意見が絶対的に正しいと思っている

サイレントモラハラをする夫・彼氏は、自分が全て正しいと思っているため、相手の行動や言動に対していつも批判的です。


ふたりの間になにか問題があったときでも、自分自身に問題があると認めることはありません。それどころか、相手に責任を押しつけて被害者ぶることもあります。

また、モラハラ夫は自己中心的であり、妻の気持ちや意見を聞くことをせず、自分が望むように動こうとします。そして、妻が自分の意見に従わないと怒りだしたり、冷たい態度をとったりします。




話し合いができない

サイレントモラハラをする夫・彼氏は、自分中心の考え方なので、相手の気持ちを気にしません。


相手を自分より下だと決めつけているため、上である自分が相手の話を聞く意味がない、相手の意見や気持ちを「聞く価値がないもの」と思っているため、話し合いができません。


モラハラ夫は、相手を従わせることしか考えていないので、話し合いをしても話をすり替えたり、理屈をこねたり、小さなことを取り上げたりして、まともに話し合いができないことがほとんど。

ふたりの間では、妻がモラハラ夫に支配されて、コントロールされている状況が多く、対等な関係にはなりにくいのが現状です。






相手のミスに厳しい

サイレントモラハラをする夫・彼氏は、相手のミスに厳しく、これくらいのことで?と思うことでも、無視が始まったり不機嫌アピールをしてきます。


たとえば「待ち合わせに1分遅刻した」「話を聞くときに笑顔が少なかった」など、ささいなことをミスに仕立て上げます。

自分がいつも遅刻したり、携帯を見ながら話を聞いたりしているのは棚に上げているのも特徴的です。






外面がいい

サイレントモラハラをする夫・彼氏は、外では優しく人当りのいい夫・彼氏を演じていますが、家に帰ると別人のように振る舞います。


家庭内で妻に対してモラハラをしているため、妻は恐怖を感じたり、支配されたりしていることが多いものの、まわりの人たちは彼がまさかモラハラをするような人とは思われていないため、家庭内での問題が分かりづらいという傾向があります。


妻・彼女など自分の身内になって、簡単には自分から逃げられない状況になってから、モラハラの本性を出す人は多いです。

妻も、結婚する前は夫がモラハラをするような人だとは思っていなかったかもしれません・・・








サイレントモラハラの注意点とは

モラハラを受ける女性

サイレントモラハラは、殴ってきたり怒鳴ったりと分かりやすいモラハラ・DV行為ではないため、モラハラされていると気がつかずに見過ごしてしまうことがあります。


「もしかしてサイレントモラハラかも?」と疑問に思ったときは、下記の注意点をチェックしてみましょう。


  • モラハラされていることに気づきにくい
  • 離婚しにくい
  • モラハラだと証明しにくい


モラハラされていることに気づきにくい

サイレントモラハラはとても陰湿なモラハラですが、一般的なモラハラのように相手から暴言・暴力を直接受けることがないため、「ただ機嫌が悪いだけかも」「自分が原因かもしれない」と思ってしまうことがあります。


モラハラ夫や彼氏は自己中心的で、自分が正しくて相手が間違っているという考えを持ちがちです。そのため、些細なことでも相手を責めたり、罵倒したりすることがあります。


妻は、夫から無言で責められることが増えたことで、いつも夫の機嫌をうかがいながら過ごすことになってしまい、なんとなく自分が悪いんだと感じるようになってしまうことがあります。

このような状況におちいっている場合は、サイレントモラハラにあっている可能性が高いと言えます。




離婚しにくい

サイレントモラハラをされて、モラハラ夫と離婚したいと思っても、離婚するのは難しい場合があります。


モラハラ夫とは、話し合いや会話がまともにできない場合が多いため、離婚の話を持ちだしても夫が逆切れしてしまったり口をきかなくなってしまい、話が進めないことも多いです。


そのため、離婚に関する話し合いは弁護士を通したり、裁判所に持ち込まれることも。


弁護士を立てることで、公平な立場から離婚の話し合いを進められるほか、妻の権利をきちんと守ることができます。


関連記事≫日本法規情報で失敗しない離婚を!強い弁護士を選ぶ方法【評判と口コミも紹介】




モラハラだと証明しにくい

サイレントモラハラは、直接的な暴言やDVがなく、モラハラを受けた証拠がないため、証明するのが難しい場合もあります。


離婚で慰謝料を請求したり、裁判で離婚する場合には、サイレントモラハラを証明できる具体的な証拠が必要。

サイレントモラハラをされたら、モラハラされた日時や状況を詳細に記録した日記をつけたり、録音や録画をしておくことが重要です。

とくにモラハラをしている様子がわかる音声や動画は、証拠として有効となる可能性が高くなります。



また、サイレントモラハラをされたときのメンタルヘルスや健康被害も証明するために、医療機関での診断書や診察結果も有効な証拠となります。これらの証拠を集めることで、離婚するときに有利な立場を築くことができます。


ただしサイレントモラハラは、証拠を集めることが難しく、自分自身が被害者であることを証明するためには、時間と努力が必要となる場合があります。


離婚を考えているなら、離婚の専門的な知識が豊富な弁護士の助けを借りながら、公正な判断を受けるためにも証拠を集めることが大切です。






サイレントモラハラの対処法は?

モラハラを受ける女性

サイレントモラハラは、精神的にダメージを与えてくるモラハラです。

サイレントモラハラをしてくる人に対しては、以下の対処法で接すると効果的です。

  • 相手にしない
  • 周りに相談する
  • 別れる




相手にしない

サイレントモラハラをされても相手にせず、「私はまったくダメージを受けていません」という態度でいることが重要です。


モラハラは「パワーゲーム」です。モラハラ人間は、モラハラしても自分から逃げていかない相手にしか、モラハラすることはありません。


つまり自分より弱い相手だけをターゲットにしているので、モラハラに屈しないことが大切。

いちど脅しに負けたら、また脅され続けるのと一緒です。



相手にしなければ、モラハラ人間は「こいつにモラハラは通用しない」と学んで、自分から離れていくか外面のいい人間に戻るはずです。




周りに相談する

サイレントモラハラは、モラハラをされている証拠を残すことも重要です。


家族や親しい友人など、分かってもらえそうな人を選んで相談してみましょう。


自分ひとりで悩んでいると、考え方が固まっていたり相手に洗脳されたりしがち。客観的に自分の現状を見るためにも、信頼できる人に話を聞いてもらうのもおすすめです。


相談することで感情を整理できたり、これからどうしたいのかを考えるきっかけにもなります。




別れる

結局のところ、精神科医も口をそろえて言うように、モラハラからは逃げるが勝ちです。


モラハラする人間が、モラハラをやめることは本当に稀です。


相手に冷たく接することで、相手が自分の顔色を勝手に読み、いろいろしてくれる。そんなおいしい状況をみずから手放すモラハラ人間はいないでしょう。


サイレントモラハラにうんざりしている、でもやめてもらえない、という場合は、別れることも考えましょう。モラハラは治らないので、あなたが傷つくだけです。

関連記事≫「治るモラハラ」と「治らないモラハラ」の違い!







サイレントモラハラに関するQ&A

Q.相手はサイレントモラハラしている自覚はある?

A.ある場合とない場合、両方が考えられます。


モラハラがコミュニケーションの手段の一部になっている男性は、悪気なくサイレントモラハラをしているパターンもあります。




Q.職場で無視してくる上司がいるんだけど…

A.職場での無視も、サイレントモラハラです。


サイレントモラハラは、職場や家庭、学校などいろいろなところでおこなわれています。

職場の場合は、信頼できる上司に相談して解決方法を見つけましょう。



Q.サイレントモラハラする人は外見で判別できる?

A.モラハラは人相学で読み取れる場合もあります。


性格は顔つきや雰囲気などにあらわれるもの。全員に当てはまるものではないものの、傾向や特徴はあります。


関連記事≫モラハラDV男の外見の特徴10選!人相の顔つき・見た目・雰囲気で判断して見分けよう








サイレントモラハラに関するまとめ

サイレントモラハラは、徐々にあなたの心を病む静かなモラハラです。

うつや自律神経失調症になる前に、暴力などのDVや一般的なモラハラと同じように、我慢せず対処していくことが大切です。


友達や家族に話を聞いてもらったり、モラハラについて書かれている本を読んだりして、モラハラについての知識をつけることも、モラハラから脱出するのにとても役立ちます。


以下で、私がモラハラ夫に悩んでいるときに役立った本をまとめていますので、興味がある方は参考にしてください。

関連記事≫【2023年】DVやモラハラで悩んでいる方へおすすめ本10選

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