
気づかない間に痔になってしまったみたい・・・
恥ずかしいから病院に行けない!
でも痛みもないし、このまま放置していて平気?
痔は市販薬で治るのか知りたい。
✔本記事の内容
- 恥ずかしいいぼ痔は市販薬で治そう!【30代女性の痔体験談】
- 痔の種類
- 痔を自分で治す方法・市販薬のおすすめ
- 痔にならないための予防法
こんにちは、バツイチ34です。
30代にはいって患った病気はほかにもありますが、ある意味いちばん悩んだといっても過言じゃないのが「痔(ぢ)」です。
痔は肛門科を受診しますが、恥ずかしくて病院へは行けない…!と思う女性は多いのではないでしょうか。
私も恥ずかしくて無理!!と思い、どうにか自力で治そうと奮闘。
本記事では恥ずかしい痔の治し方や市販薬のおすすめなどをご紹介します。
恥ずかしい痔の治し方!市販薬で治せる?【30代女性の体験談ブログ】

実は女性も痔が多い?
痔はおじさんの病気と思われがちですが、実は女性も痔になりやすいんだとか。
妊娠や出産など、痔になる危険性は女性にも多く、年齢関係なくだれでも痔になる危険があります。
痔の種類
痔は、肛門や肛門周辺に起こる病気のことで、痔核(いぼ痔)、裂肛(切れ痔)、痔瘻(じろう)の3つの種類があり、痔核(いぼ痔)はさらに内痔核と外痔核に分けられます。
痔核(いぼ痔)・・痔の中で一番多い
内痔核(ないじかく)・・・肛門のうちがわの閉じる役割をするクッション部分がうっ血してふくらんだいぼ状の腫れ。痛みはほとんどなく、排便時に出血したり、肛門から脱出して気がつくケースが多い。肛門から脱出したいぼを肛門内に押しもどせれば、だいたいこれ。
外痔核(がいじかく)・・・肛門の歯状線よりそとがわにできたいぼ状の腫れ。肛門のそとがわに血まめができた状態で、血栓性外痔核といい、ほとんどの場合、痛みを感じる。
裂肛(切れ痔)
肛門の皮膚が切れたり裂けた状態で、排便時に激しい痛みと出血がある。
便秘の女性に多い症状。
痔瘻(じろう)
直腸と肛門周囲の皮膚をつなぐトンネルができる痔のこと。
肛門のまわりが化膿して、膿がたまりズキズキと痛み、場合により発熱することもある。
症状がすすみ、たまった膿が出ると楽になりますが、つねに膿が出たりします(痔瘻)。
痔瘻や、その前段階の肛門周囲膿瘍は、市販薬では治すことが出来ないため専門医の受診が必要に。
痔になる原因とは
実は日本人の成人男女の半数が痔をもっているといわれるほど、痔は身近な病気です。
10代、20代の若い人でも痔になるケースは多いそうです。
痔になりやすい原因としては、以下が挙げられます。
痔は生活習慣から引き起こされる病気なのですが、妊娠、出産、便秘、冷え性などなど、女性に多い特徴があります。
妊婦さんはいぼ痔になるのはあたりまえと聞きます。
また、無理なダイエットから便秘になり、痔になってしまう女性も。
冷え性からいぼ痔に 【30代女性の体験談】
私は33歳のときにお尻に違和感を感じ、鏡を使ってみてみると痔核(いぼ痔)になっていました・・・。
友人と性生活については話せても、痔になったとは恥ずかしすぎて告白できませんでした。
そして肛門科に行くのはこれまた恥ずかしい・・・!

痔の体験談ってまわりの友人には聞きずらい話ですよね。
私が痔になった理由は、下記のようなことが重なったためだと思います。
あるときお風呂でからだを洗っていたら肛門にいぼ痔を2つも発見し、とてもショックでした・・・。
痛みはまったくなく、時々トイレで出血することがあったのですが、まさか痔になっていたとは・・・
もしわたしのようにトイレの際に血が出ているなと思ったら、いちどお尻を確認してみるのをおすすめします。
自分でも気がつかないうちに痔が進行している可能性もあります。
いぼ痔は市販薬で治そう【ボラギノールを使ってみた】

痔の種類を確認し、いぼ痔や切れ痔は市販薬でも治せると知ったので、さっそく痔で有名なボラギノールを検索しました。
でも薬局で店員さんから買うのは恥ずかしかったので、Amazonでポチりました(乙女心)。通販ってこういうときに超便利でありがたき存在・・・。
ボラギノールの特徴
「痔にはボラギノール」のCMで有名な痔の薬ですが、ボラギノールA、ボラギノールM、内服ボラギノールEPの3種類から選べます。
軟膏、注入用軟膏、坐剤はどれを選べばいい?
ボラギノールには軟膏、注入軟膏、坐剤と3種類の剤型があるので、どれを選べばいいか迷いますよね。
痔が出来ている場所や症状によって使い分けが必要になります。
市販薬『ボラギノールM軟膏』を購入
私は内痔核(ないじかく)、いわゆる痛みがない「いぼ痔」のタイプでしたが、症状が進み、いぼが肛門からすこし脱出している感じだったので、いぼに直接塗れる軟膏タイプを購入しました。
うちがわの痔には座薬タイプも考えましたが、とりあえず軟膏のみを買いました。
ステロイドなしのMタイプは妊娠中でも使用OKとのことですよ(医師に相談後ご使用ください)。
いぼ痔は市販薬ボラギノールで治るか
使用上の注意のとおりに1日1〜3回、朝トイレに入った後と夜お風呂後に、直接患部に塗ること10日くらい。
鏡で見てみるといぼが小さくなって腫れもひいていました!(嬉しかった~)
このままいぼが成長してしまったら、肛門科に行っていぼを切る手術で入院しなくちゃいけないかと思っていたので、とりあえず軟膏が効いて助かりました・・・。
痔の初期段階なら、病院にかかることなく、市販薬で治せますよ。
追記:ボラギノールA軟膏も使ってみた
ボラギノールM軟膏を使ってから半年ほどたち、またいぼ痔が再発してきたので今回は前回より強い効果のステロイド入りの『ボラギノールA軟膏』を使うことにしました。
ステロイドが入っていると不安でしたが、使われている成分は弱いランクのものなので、使用上の注意を守れば影響はないそうです。とくに皮膚が荒れるなどもありませんでしたよ。
痔にならないための予防法

市販薬でいぼは小さくなりましたが、また痔を悪化させないように、以下に気をつけて生活しています。
痔を悪化させない予防法
できるだけお尻に負担をかけないように、お尻に優しい生活を心がけることが大切です。
痔持ちはトイレに要注意!
排便時に力みすぎたり、ゴシゴシこすったりして痔になるケースが多いようです。
ウォシュレットがある場合は、温水で洗ってから優しく拭くようにしましょう。
ウォシュレットがない場合は、ノンアルコールのウェットティッシュで拭くなど、汚れを残して刺激を与えないようにしておきましょう。
トイレの便座に座っているときはお尻の穴に負荷がかかっているため、長時間座っているだけでも痔になりやすくなってしまいます。
また自然な排便は力まなくても出来るときなので、強く力まないと排便できないときは、無理にしようとしないで時間をおく方がいいそうです。
冷え性に注意
冷え性は痔に大敵です。
血行不良は痔の原因になるため、寒いと感じたら重ね着したり、冷たいものを食べたり飲んだりしないようにしましょう。
シャワーだけでなく湯船につかってからだを温めたり、軽い運動やストレッチも効果的とのこと。
私が使っているのはイノマタ 足湯 リラックス 冷え対策 ホワイト 2503という足湯用のバケツです。
髪の毛やからだを洗っているときに、浴槽のふちに座りながらシャワーのお湯が桶に入るようにしておけば簡単に足湯が出来るものを使っています。
お風呂のときに足先などの先端が冷えてしまうのを防いでくれるので、ながら足湯するだけで冷え性を防ぎ、ぽかぽかになりますよ。
食事に注意
辛いものや冷たいものは、下痢や便秘の原因になるので控えましょう。
夏場でも冷たい飲み物を控えるのも痔にはいいです。
無理なダイエットで栄養バランスが偏るのも、便秘の原因となります。
食物繊維や水分補給も、便秘改善に必要ですよね。
バランスよく食べて、排便時に肛門によけいな負担をあたえないのが大切です。
痔はお尻に負荷をかけない
家や仕事場で座ってすごすことが多い方は、布ナプキンをつけてクッション代わりにしたり、ドーナツ型クッションを使用するのをおすすめします。
座っていると体重がお尻にかかりっぱなしになるので、血流が悪くなって痔の原因になります。

布ナプキンはふんわりとしていて、お尻への圧力をやわらげてくれますよ。
ドーナツ型クッションは家で使っていますが、真ん中に穴が開いていることで負荷のかかり方が全然違う!と感動しました。
イスでも床でも置いて、普通のクッションとして使っています。普通のクッションより姿勢もよく座れるので血行にもいいなと思います。
ストレッチしよう
同じ体勢でいると血行が悪くなるので、1時間に1回軽くストレッチするのがおすすめです。
座りっぱなしだとずっとお尻に圧力がかかるので、立ち上がるだけでも違います。
もし立ち上がれない場合は肛門にキュッと力を入れてあげるだけでも血行がよくなるそう。
まとめ
とくに女性は「恥ずかしい」という気持ちから痔の問題は人に相談しずらく、対処が遅れてしまう場合もありますよね。
でも症状が軽いうちなら生活改善や市販薬で治せるので、予防も取り入れながら快適なお尻ライフを送りましょう!
痔の専門医が書いた、セルフケアに焦点を当てた本も参考になります。
痔は生活習慣病なので、正しい知識を身につけて生活することが改善の近道です。