私は元夫と離婚して、34歳ではじめて一人暮らしをしました。
一人暮らしすると、毎日自分で食事を用意しなくてはいけませんね。
結婚していたときは、2人分の食事を作っていましたが、自分の分だけだとなかなかめんどくさいもの。
かといっていつも外食では、お金もかかるし、栄養バランスも気になります。

離婚して一人暮らししたら、毎日の食事はどうしよう?
自炊と外食、どちらが食費の節約になるのかな?
そもそも自炊を続けられるか心配…
どうしたら食費を節約しながら、自炊を楽しんで続けられるか?を考えます。
一人暮らしの食事は、自炊と外食、どちらがいいの?

一人暮らしの一般的な食費はいくら?
総務省統計局の家計調査によると、2017年の一人暮らしの平均の食費は約4万円。
その内訳は、自炊約3万円、外食約1万円で、外食をのぞいても月に3万円ほど食費にかかっていることになります。
一人暮らしの場合、食費の理想額は手取りの15%前後といわれるので、
月の手取りが20万円の場合、月々の食費は3万円くらいということになります。
それでも全国平均の約3/1ほどは節約できています。
けっこう好きなものを食べて、無理せず月1万円なので、この記事の節約方法をやれば、誰でも食費が節約できると思います。
自炊のメリット・デメリット
- 長く続けるほど、外食より節約になる
- 好きな食材を好きなだけ使える
- 栄養やカロリーを考えるクセがつく
- マルチタスクが得意になる
- 家でご飯を食べると安心につながる
- 作る時間がかかる
- 調理用具が必要
- 食材の買い出しが必要
- 後片付けが面倒
- 自分の作る味に飽きる
- 食材の賞味期限に注意しなければいけない
自炊は確かに節約になりますが、そのぶん最初の初期投資が必要になります。
鍋や包丁を買ったり、調味料を揃えたり。
自炊をするなら長く続けるのが節約のコツです。
料理はいちどにいろいろな工程をしなければいけないため、同時に物事を処理するマルチタスクの能力がつきますよ。
外食のメリット・デメリット
- 料理する時間がいらない
- 後片付けなどの手間がかからない
- 料理のクオリティーが高くておいしい
- 食費がかかる
- カロリーオーバーしがち
外食のメリットは、なんといっても楽なこと。
毎日自炊すると、調理から食べて後片付けするのに、1時間はかかります。
その時間がかからないのはメリットです。
しかし、外食ばかりで太った、という人も多いのではないでしょうか。
外食はカロリーが高いものも多いし、量も調節できないので、体調管理が難しいデメリットがあります。
一人暮らしの食費の節約方法

食費は固定費とちがって、節約しようと思えば節約できる費用です。
一人暮らしでどうやって節約しているか確認していきましょう。
1ヶ月の食費を決める
まずは1ヶ月にどのくらい食費に使うか、先に決めましょう。
目標金額が決まっていると、節約意識が高まります。
私は自炊をするので、「1週間で2500円」と金額を決めて、買い出ししています。
最初からキツキツで頑張るのはしんどいので、月に1万円〜1.5万円くらいが、ゆるく節約できる金額かな、と思います。
自炊をする
いつも外食ばかりだと、出費もかさみます。
自炊をすれば、いちばん簡単に食費を節約できます。
仕事で疲れた日は、冷凍うどんをチンして、ワカメや納豆をかけて食べるだけでもOK。
うどんでも買って帰ると400円くらいしますが、家で作れば100円くらいに抑えられます。
コンビニに行かない
コンビニに行くと、誘惑が多くてついつい関係ないものまで買ってしまいがちなので、行かない!
それにコンビニで買うと、スーパーの2倍の値段がすることもよくあります。
コンビニで定価で買うより、スーパーで購入する癖をつけましょう。
まとめ買い

毎日スーパーに行くと、よけいなものを買ってしまいます。
1週間に1回だけスーパーに行くと決めて、まとめて食材を買えば、よけいなものを買わずにすみます。
まとめ買いしたら、すぐ使わない分のお肉、お魚、野菜は、小分けにして冷凍しておきましょう。
一人暮らしだと、友達とご飯に行ったりして、自炊しようと思っていたけどできなかった、という日もあります。
冷凍しておけば、腐らせる心配が減りますし、使いたい時にすぐ使える便利食材として活用できます。
お昼はお弁当持参
食費を節約したいなら、お弁当を作って持参しましょう。
ランチに1000円かかったら、月に2万円をお昼ごはんに使う計算になります。
前日の夕飯の残りを詰めるなどして、お弁当を持参すれば、お昼代を200〜300円くらいに節約できます。
これだけで月15,000円くらい節約になります。
飲み物も、マイボトルを持参すれば完璧です。
Otameshiで安く食材を買う
Otameshiは、商品をお得に試して社会貢献もできる、社会貢献型サンプリングサイトです。
品質には問題ないけど「訳あり品」のものを、定価の半額以下で売っています。
購入金額の一部は、社会貢献を行っている団体に寄付されているので、食品ロスの「もったいない」をなくしながら社会貢献もできるという、すばらしいアイデアです。
商品はネットショップ内では最安値を維持しているそうなので、だいぶ安いです。
食品以外にも、日用品、美容健康グッズ、ペット用品などいろいろあります。
税込3000円以上買うと、送料が無料になるし、送料無料の品物もあるので使いやすいです。
メーカーも有名どころばかりなので、スーパーで買い物するみたいに選べます。
便利なので一度使ってみては。

一人暮らしでも自炊を楽しみながら続けるコツ

毎日の食事のことなので、我慢しすぎは良くありません。
食事が楽しくないとつまらないですよね。
私がやっている、楽しみながら自炊するコツです。
頑張らない
無理をしてまで、毎日自炊をしようとする必要はありません。
仕事が忙しくて夜遅くなってしまった時は、買って帰ったり、外食してもOK。
お蕎麦を茹でるだけでも、立派な自炊です。
気負わず、楽に適当に、自分の好きな時に自炊するのが、長く続けるコツです。
レシピは適当でOK!
あまりきっちり料理しよう!と思うと、疲れてしまうもの。
煮物なんかはだいたい酒、醤油、砂糖、みりん、だしを入れておけば味が決まります。
量も目分量でOK。慣れればなんとなくでできるようになるので大丈夫。
面倒な細かい料理は、時間があるときにやるなどしましょう。
クックパッドは簡単料理がすぐ探せるので便利でよく使っています。
好きな料理家さんのレシピ本を持つのも、楽しく料理が出来るのでGOOD。
作り置きで時短
私は週に1回、おかずを数点作り置きしたり、ご飯をまとめて炊いて、小分けに冷凍したりして時短しています。
平日は自炊をするのが面倒なときがあるので、そういうときに食べられて便利です。
まとめてお弁当のぶんも作れば楽チンです。
冷凍食品をうまく利用する
冷凍食品をかしこく使えば、より簡単&時短に楽しめます。
野菜を使いきれなくて腐らせてしまいがちな人も、冷凍野菜を使えばその心配もなし。
野菜が高騰しているときも冷凍野菜は値段が安定していますし、下処理の手間もはぶけます。
一人暮らしだと揚げ物など面倒でやらないですが、冷凍食品を使えば楽に楽しめます。
買い物は食材配達を使う
自炊のデメリットで、スーパーで食材を買い出しするのが面倒、というものがあります。
まとめ買いしても、1週間に1回はスーパーに行かなきゃいけないのが地味に大変です。
そういう場合に食材配達を使います。
ネットで注文したら家まで届けてくれるので楽チン。
必要なもの以外は購入しなければ、食費の節約にもつながります。
Oisix
は食材がまとめてあるミールキットがあって、20分で主菜と副菜の2品ができるので、忙しくてメニューを考えるのもめんどうなとき使っています。
はじめてのときは3,980円相当の食材が、約50%以上OFFの1,980円(税込み)で買えたので、おためしに使ってみると便利さが分かりますよ。
キッチンはある程度の広さを
キッチンが1口コンロだったり、狭すぎると、自炊が面倒くさくなるきっかけに。
キッチンが広いと、ちょっと自炊やってみようかな、と言う意識付けにもなります。
ある程度キッチンの広さがある物件を選びましょう。

一人暮らしにおすすめの食費管理アプリ
いちいち食費を管理したり、計算するのが面倒、という人には、簡単にできるアプリがおすすめ。
Linkx 家計簿 Powered by マネーフォワード
はレシートを写真に撮ればそのままアプリに取り込んでくれるので、簡単に食費の管理ができます。
私は食費だけじゃなく、買ったものを全部アプリに登録して、ムダ使い防止に役立てています。
食費を節約できないなら固定費を見直す
自炊が節約になるのはわかっているけど、仕事が忙しくて、そんな時間がない!という人もいますよね。

食費節約してるけど、もうこれ以上削るところがない・・・
そんな方は、光熱費などの固定費を節約できないか考えてみましょう。
食費のほかには、光熱費が節約しやすいポイントです。
参考記事:
まとめ
私は離婚してバツイチになり、一人暮らしを始めたタイミングで、自炊をはじめました。
最初は自炊半分、外食半分くらいからはじめて、頑張らずに食費を節約しながら、一人暮らしの食事を楽しんでいます。
食費はちょっとした工夫で、節約につながる部分。
みなさんも楽しみながら食費を節約してみませんか?
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ちなみに私の1ヵ月の食費は約1万円です。