
大人しい性格の人は、何の仕事を選んだら快適に働き続けられるの?
大人しい人に向いている仕事が知りたい。
✔本記事の内容
- 大人しい人が向いている仕事・向いていない仕事
- 大人しい人の仕事探し方のポイント
- 大人しい人が働きやすい職場とは
大人しい人は職場でも意見を言えずに仕事を押し付つけられたりなど、いろいろと損をしがち。
だからこそ仕事の選び方が重要になってきます。
私も大人しい性格とうまく付き合うために、今の仕事を選びました。
本記事では大人しい人が向いている仕事はどんな仕事か、大人しい人が自分らしく毎日働ける仕事を探すポイントを紹介します。
大人しい人が向いている仕事【仕事探し方のポイント】

「大人しくて受け身な性格」は仕事ではマイナスに捉えられがちですが、仕事内容によってはプラスに使うことができます。
「大人しい性格」を「活発な性格」に変えるのはとても大変だし、もともとの性格を無理やり曲げるのは苦しいですよね。
大人しい性格は良い面もたくさんあり、大人しい人に向いている仕事を選んで働けば、自分らしく快適に働くことはできます。
大人しい人に向いている仕事は、以下のような仕事です。
大人しい人は地味な仕事もコツコツやれるタイプが多い
大人しい人はコツコツ仕事を進めることが得意だったり、集中して仕事をすすめられるなど、選ぶ仕事によっては有利に働くことができます。
大人しい人に向いている仕事は地味な作業も多いですが、目立つことが苦手なタイプにとっては好都合だともいえますよね。
フリーランスは自分で仕事を取りに行くイメージが強いので、一見大人しい性格だと向いていないんじゃ?と思いますが、いまはインターネット上で仕事のやり取りができることも多いので、自由が利くぶん扱うジャンルを選べば大人しい性格でも働きやすい環境をつくりやすいです。
大人しい人の仕事探しのポイント
実体験としては「やりたいこと」より「やりたくないこと」を重視して仕事を探すと、大人しい人は快適に働けるのではないかなと思います。

たとえば私の場合はこんな「やりたくないこと」を紙に書き出してから、仕事を探しました。
- 人と関わる仕事はやりたくない
- 自分から積極的に何かを提案する仕事はやりたくない
- 満員電車にのって通勤したくない・・・・
などなど「仕事でこれがあったら長く働けないだろうな」という条件を出して、それが極力当てはまらない仕事を逆算して見つけました。
仕事を選ぶときにはどうしても「やりたい仕事に就きたい」と考えがちですが、やりたいことでもその仕事が不特定多数の人とコミュニケーションをとる仕事だったり、自分から積極的に行動しないとうまく回らない仕事だと、大人しくて受け身な性格の人にはストレスが強くなることも。
自分にとってストレスに感じることは何なのかを書き出して、それができるだけ少ない仕事を選ぶと長続きしやすいです。
大人しい人が向いていない職業

大人しい性格だと気を使いすぎて「人と関わる仕事」が向いていないタイプが多いです。
大人しい人の仕事上のデメリット
基本的に大人しい性格の持ち主は他人に気を使いやすく、それが仕事で支障をきたすケースが多いです。
大人しいと声が小さく、アピール不足で職場での存在感が薄くなりがちです。
「今話しかけたら迷惑かな」など考えすぎるタイプも多いので、仕事がすすんでいないと怒られることも…。
自ら進んで仕事をとりにいく営業職やデザイナーなどのクリエイティブな仕事は、消極的なタイプには向いていません。

華やかな職業は、体育会系だったり弱肉強食な会社が多いので、大人しいと嫌な役回りを押し付けられることも…
人事や経理課も、社内の人間とひんぱんにコミュニケーションをとりながら仕事を進める部署なので、大人しい人には向いていないです。
大人しい人が働きやすい職場

大人しい人は自分の意見を言うのが苦手なタイプが多いので、できるだけそれを避けた職場が働きやすいと思います。
不特定多数の人間とコミュニケーションを取らなくていい職場
大人しい人はとくに初対面の人とのコミュニケーションが苦手なタイプが多いです。
アパレルショップの店員や飲食業など、つねに不特定多数の人と関わる仕事だとうまくできなくてストレスがたまりやすくなります。
たとえば会社の内勤であれば、いつも同じメンツと仕事をするので、しだいに慣れたり仲がいい同僚もできやすくなります。
個人主義の職場
自分が担当する仕事をコツコツ進めればいい職業なら、大人しい人の得意分野ではないでしょうか。
そういう職場は「自分の仕事ができていればそれでOK」という個人主義の会社が多いので、大人しい人も精神的に楽に働けます。
シフト制の職場
シフト制の職場も「勤務時間に自分の仕事をする」職場が多く、シフトが終われば仕事が終わり、次の人にバトンタッチできるので、自分のペースで働きやすい職場です。

同僚の勤務時間もバラバラなので、食事会などのイベントがない会社も多いです。
飲み会がない
大人しい人は会社の飲み会が苦痛に感じる人も多いはず。
飲み会や会社内のイベントがない会社を選ぶのも、大人しい人が働きやすいために必要な条件です。
実際に入社してみないと分からない場合もありますが、求人に「ワイワイ楽しい」や「コミュニケーションが盛んな会社」など書かれていると、飲み会多そう…と事前に分かることも。
営業職も飲み会ありきだな、と想像できますよね。
大人しい人は誘われると断るのが苦手、でも飲み会も行きたくない…とストレスになってしまうことがあるので意外と重要な部分かもしれません。
マニュアルがしっかりできている
マニュアルがないと、仕事を進めるなかでいろいろな人に確認することが増えます。
話しかけるのが苦手な大人しい人は、それもストレスですよね。
マニュアルがしっかりしている会社なら、それを見ながらコツコツ自分で仕事をすすめられるのでストレスなく働きやすいですよね。

スタートしたばかりの会社やベンチャー企業は、マニュアルがない会社が多いです。
自分と似たタイプが多い職場
大人しいタイプが集まる職場はかなり働きやすいです。
みんな苦手なことが似通っているので、飲み会もないし年末年始の忘年会や歓送迎会すらない会社もあります。
大人しい性格を活かして働くには

大人しい人が無理に営業をやって毎日知らない会社に飛び込み営業するよりも、大人しい性格を活かして働いたほうが自分も楽しいし、会社にとってもプラスに働きますよね。
大人しい人が仕事で活躍できるポイント
大人しい人が仕事をするうえで長所になる部分は以下のようなところです。
大人しくてアピールが下手でも、長所を活かして働くことで社内の評価を得ることができます。
理解ある職場で働くことが大切
誰しも「やりたいこと」なら頑張れるし、大人しい人も自分の得意分野であればいつもより積極的に他人とコミュニケーションが取れたりもしますよね。
大人しい性格はあなたの個性なので、それを変える必要はありません。
ただし大人しい性格が仕事上でネックになることが多いと、まわりから評価されなかったり説教をされることもあります。
あなたの大人しい性格を理解してくれる職場で働くことが、あなたが快適に働くために大切なことです。
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