先日、必要書類がそろったので、年金事務所に3号分割しにいってきました。
10分くらいで終わる手続きなので、離婚したみなさんは「将来年金がもらえるかわからない」とか言っていないで、ちゃんと手続きしといたほうがいいですよ!
年金がもらえれば、老後の生活の足しになるのは事実。
わたしが行った、3号分割の手続きの流れについてお話しします。
年金事務所は予約してからいこう

まず年金事務所で来訪予約をとりましょう。
年金事務所はいつも激混みらしいです。
予約を取るのも、すぐは取れないことが多いようです。
わたしは電話から3週間後の予約になりました。(東京在住)
予約に時間がかかる場合、まず年金事務所の来訪予約をとってから、必要な書類を用意したほうがスムーズです。
手続きに必要な書類の戸籍謄本などは、「取得1ヶ月以内」のものじゃないとダメですので。
せっかく書類をそろえても、1ヶ月以内の予約がとれないと困るので、先に来訪予約をしておきましょう。
日本年金機構ホームページでは、来訪予約受付のほか、近くの年金事務所の所在地・お問い合わせ先などが確認できます。
3号分割するために必要な書類とは
年金事務所の来訪予約がとれたら、3号分割に必要な書類をそろえましょう。
- 自分の年金手帳(基礎年金番号がわかればOK)
- 請求日前1カ月以内に作成された、婚姻期間等を明らかにできる書類 → 元夫の戸籍謄本(全部事項証明書)
- 請求日前1カ月以内に作成された、自分の住民票
- 身分証
- 印鑑(認印でOK)
戸籍謄本、住民票は取りにいけない場合、郵送でもとれます。
1週間ほどで届きます。
5、印鑑は、来訪予約の電話で「持ってきてください」と言われたんですが、実際使いませんでした。念のため持っていくといいと思います。
年金分割について詳しくは関連記事で↓
標準報酬改定請求書は当日でOK
3号分割するのに必要な「標準報酬改定請求書」は、当日、年金事務所の担当者の指示を受けながら記入できるので、前もって用意しておかなくてもOKです。
3号分割手続きの流れ

近所の年金事務所の来訪予約をとって、必要な書類をそろえたら、当日年金事務所に出向きます。
受付の方に「○時に予約している○○です」と伝えると、受付番号が載った紙をくれるので、待合室で順番を待ちます。
わたしは木曜の2時ごろの予約をしていったので、5分くらいの待ち時間で順番がきました。
予約をしていない人の待ち時間は180分待ちでした。
あとは、「3号分割しにきました」と伝えて、担当の人の案内に沿って手続きしていけば大丈夫。
かなり手慣れたようすで、10分程度で手続きは終了しました。
3号分割する際に注意すること
3号分割するときに注意事項として説明されたのは、
- 3号分割で、年金が分割される期間は、年金額全体が分割されるのではなく、「結婚していた期間中の厚生年金の標準報酬」だけ
- 年金分割には「合意分割」と「3号分割」があり、今回は3号分割をした
- 3号分割の処理後は、当事者ふたりの同意があっても取り消しできない
- 年金事務所での手続きが済んだら、「標準報酬改定通知書」という通知が、当事者それぞれの元へ届く
DV被害を受けていた方は
DV被害を受けている、受けていた方で、3号分割したことを知られたくない、という方もいると思います。
3号分割すると、元夫にもその通知がいってしまいます。
その場合は相談も受け付けているので、相談してみてくださいね。
まとめ
老後の生活費用の助けになってくれる、年金。
わたしは3年間の結婚生活だったので、あんまり意味ないかなぁ・・・とも思いましたが、「3年間主婦として働いた労力の評価でもある」と思い、3号分割の手続きをしました。
ご自分が「3号分割できるかな?」と分からない場合も、年金事務所で調べることができますので、いちど問い合わせしてみてはいかがでしょうか。
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