
彼氏、恋人、結婚した人がモラハラかも・・・
モラハラ被害に遭いやすい被害者体質なのはどんなタイプが多いの?
その特徴に私は当てはまっているのかな?
- モラハラに遭いやすい被害者体質なのはどんなタイプ?特徴をチェック
- モラハラ被害者の心理とは
- モラハラに共依存しない
モラハラ被害に遭いやすい被害者体質ってありますよね。
私も今は自己肯定感が高まったおかげでだいぶ立ち直ったと思っていますが、モラハラ夫と離婚するまでは、モラハラ被害者体質だったと思います。
モラハラ夫と出会う前に付き合っていた人が、モラハラ彼氏だったりもしました・・・
なぜ「モラハラなんて受けたくない」と思うのに、モラハラする人を何度も選んでしまうのか?
本記事ではモラハラ被害者体質だった私が、モラハラに遭いやすいタイプを深掘りします。
モラハラに遭いやすい被害者体質なのはどんなタイプ?特徴をチェックしよう

モラハラ被害に遭いやすい被害者体質のひとは、悪い意味で「素直」で「ひとを疑わない」「良い子」が多いです。
モラハラをする加害者は、モラハラできる人間を見抜く能力がとても高いです。
なぜなら幼いころから親やまわりのようす、顔色をみて育ってきたため、自分と相手の関係性をはかったり性格を観察できる能力が備わっているためです。
また、モラハラできない人間をターゲットにしてしまうと、自分が不利な立場に立たされるため、よく人を選んでいます。
モラハラ加害者は、以下のようなタイプの人間を選んでモラハラしています。
我慢強い
あなたは何か苦しかったり辛かったりしたとき、はじめにどうしますか?
「大変」「つらい」「助けて」と人に言えますか?
もし「私が耐えれば大丈夫」とか「私が我慢すればいい」と思う人は要注意です。

モラハラに遭いやすい被害者体質のひとは、モラハラを受けても我慢して耐えてしまう人が多いです。
ときには我慢も必要ですが、いつも我慢している人は、頑張って耐えている自分がちょっと好きだったりもします。自分に酔う感覚でしょうか。
モラハラは我慢していておさまることはなく、逆に「こいつは刃向かってこない」と思われて、モラハラが加速していきます。
自分の意見を言えない
モラハラ被害にあう人は、たいてい自己主張が出来ない、自分の意見を言えない、言い返すことが出来ない人が多いです。
それは自分に自信がないからだったり、相手の意見と違ったときに相手が困るんじゃないか、という気づかいからですが、その配慮がモラハラの絶好のエサだったりします。
私も中間子のため、ひとの顔色をうかがって相手を優先し、自分の意見を言えないタイプなので、それがモラハラしやすかったんだなと思います。
人に合わせるのが得意
モラハラ被害者体質の人は、ケンカをするのが苦手です。
揉めるのが嫌で、相手にあわせるほうが楽だと思っていたり、そもそも自分で決めることが苦手なので自分の意見を通さないタイプが多いです。
いつも自分のことしか考えないモラハラ加害者にとって、なんでも合わせてくれる被害者体質の人はとても都合がいいんです。
聞き上手
モラハラ加害者は自分は特別で、唯一無二の存在だと信じているので、話を聞いてほしいため、聞き上手で話をさえぎらずに聞いてくれる人を好みます。
自分の話に反対意見はいらないので、何か意見を言われると不機嫌になったり、反対意見自体を認めません。
聞き上手な人は、相槌だったり間だったりがうまく、話している相手を気持ちよくさせてしまうため、モラハラのターゲットになりやすいです。
人を傷つけるのが怖い

モラハラ被害者体質の人は、過去につらい経験をしている人も多いです。
自分自身が傷つく気持ちを知っているため、人を傷つけてしまうことが怖く感じます。

自分の意見を言えなかったり感情を我慢してしまうのも、人を傷つけることが怖いから。

また、相手の反応を見て自分も傷つくのが怖いからです。
このタイプは断ることが苦手で、つらくても笑顔でいたりして耐えてしまうので、モラハラを受けても断れない被害者体質だといえます。
愛情深い人
モラハラ被害に遭いやすい人の特徴として、愛情深い人があげられます。
モラハラをする人だとわかってからも「このひともきっとモラハラをする自分に苦しんでいるはず」などと同情してしまい、捨てることができない人が多いです。
「この人がモラハラするのは自分に原因があるのかも」と思ってしまうことも。

一般的に、女性のほうが愛情深い人が多いといわれています。
なのでやっぱり女性のほうがモラハラ被害に遭いやすいです。
自己犠牲の精神が強い
モラハラ加害者は、被害者に母親のような愛情を求めるケースが多いです。
母親はまさに「自分を犠牲にして子どもを第一優先させる存在」ですから、自己犠牲の精神が強いひとは、自分のことはあとまわしにしてモラハラ加害者の面倒を見がちです。
さらにモラハラ加害者は「お前は自分のことばかりで、他人を思いやる気持ちを持たない恥ずかしい奴だ」となじって、被害者に罪悪感を持たせます。そして被害者の良心につけこみ、自分を犠牲にさせます。

とくに日本人は自己犠牲の精神が美徳とされる国なのでむずかしいところです。
「相手に尽くす」ことが度を越してしまって、どんどん「自己犠牲」に変わっていく人はモラハラ被害者体質といえるでしょう。
自己肯定感が低く、依存しやすい
モラハラを受けることを「よし」としてしまう人は、自己肯定感が低いタイプが多いです。
自己肯定感が低いと、自分には価値がないと思ってしまうため、怒鳴られたり無視されたりなどのモラハラを受けても「でもこんな自分と一緒にいてくれている」「一緒にいるんだから関心を持ってくれている」と間違った考えをしてしまうことがあります。
関連記事>>自己肯定感が低いと恋愛がうまくいかない理由【ダメ恋愛・依存体質から脱却】
自分のことを下記のように思う人は要注意です。
モラハラ被害者体質の人は自己肯定感が低く、相手に依存しやすい傾向にあります。
ひとは依存されると「こいつは自分がいなければだめなんだ」と感じ、支配的になるケースがあります。

モラハラ加害者は、モラハラする人間がいなければ満足感を得られません。

モラハラ加害者もまた、被害者に依存しているということです。
モラハラ被害者がモラハラ加害者に依存した場合、「共依存」の関係になり、なかなかモラハラから抜け出せないといったことも。
関連記事>>あなたの自己肯定感が低い原因10個【今すぐ高める方法】
素直な性格
相手の言うことを真に受けて、疑問を持たずに受け入れる性格のひとはモラハラ被害者になりますいです。
表情や言葉などから相手に感情を悟られやすいので、モラハラ加害者から見れば、とても操りやすいタイプです。

モラハラ加害者は「突拍子もない行動をする人」が苦手だそう。
それは、相手の考えていることが分からずコントロール不能だから。
モラハラ加害者は相手の感情を読み、モラハラすることで相手を押さえつけるので、そもそも感情が分からない人はどうモラハラしていいのか分からなくなって混乱するそう。
モラハラ被害者の心理とは

上記のようなモラハラ被害者になりやすい被害者体質にくわえて、モラハラを受けつづけることで被害者の性格までもが変わっていき、下記のような心理状態になっていきます。
関連記事>>夫が妻にモラハラしてくるときのモラハラ夫の心理7つ【加害者側の言い訳】
夢をあきらめてしまう
モラハラを受けて「お前は何もできないダメな人間だ」といつも言いつづけられると、被害者はやりたいことや夢があったのに「私にできるはずがない」とあきらめてしまうことがあります。
普通なら、抵抗したり別れるなどの選択肢がありますが、モラハラを受けると自分でも「やっぱり私には無理」と夢をあきらめるほうを選んでしまいます。
言いなりになる
モラハラ加害者は理想の自分になるために、モラハラ被害者を利用します。
モラハラをして逆らう気をなくさせて従順にさせ、自分の言いなりにします。
モラハラ加害者は幼いころ両親から同じようにモラハラを受けて育ったり、極端に過保護に育てられた場合も多く、このモラハラ彼氏もそうでした。
モラハラ人間は小さいころからいつも親の顔色や機嫌をみながら育ったため、親に刃向かったり嫌われることをとても怖がっています。

だから破局した婚約者に「俺の親に電話してくれ」なんて言えるんでしょうね…。
通常「なんで婚約破棄された私があなたの親に報告電話しなきゃいけないの?!」って感じですが、Aさんはすんなり電話してあげたそうです。
モラハラ彼氏は「親怒ってた?」と言っていたそうですが…。
Aさんは婚約破棄されたのにもかかわらず、そのまま付き合いを続けましたが、モラハラ彼氏が別のターゲットの女性を見つけたあと、あっさりと捨てられました。その女性の方が利用価値があったんでしょう。
何度も何度もモラハラ彼氏から人格を否定されると、言い返すことをあきらめてしまい、無意識に「何を言ってもどうせムダだ」「この人の言いなりになるしかない」と思ってしまうようになります。
自己肯定感が低くなる
好きな人と一緒にいることでふつうなら自己肯定感は高まりそうですが、モラハラ加害者はモラハラ被害者のことを否定しかしないので、満たされることがなく、どんどん自己肯定感が低くなっていきます。
また、モラハラ加害者は「平気で嘘を言う」という特徴があります。
「お前は友達にもバカにされているぞ」などと嘘をいわれると、自信をなくしているモラハラ被害者は、その言葉をうのみにしてしまい、友達を自分から遠ざけようとします。
まわりに味方がいなくなると、相談も出来ず、「私にはもうこの人しかいない」とますます依存していくようになります。
囲い込まれたモラハラ被害者は孤独になり、「私を愛してくれる人はやっぱりいない」と思い、ますます自己肯定感が低くなっていきます。
【モラハラ被害者診断】私はモラハラ被害者なの?と思ったら

パートナーから暴言を言われていても、これがただのケンカの域なのか、それともモラハラを受けているのか、自分ではよく分からない、区別できないことがあります。
関連記事>>亭主関白とモラハラの違いとは。離婚につながる「ソレ」やってませんか?
以下の項目にたくさん当てはまるという方は、モラハラ被害者になる傾向が強いかもしれません。
もし、自分はこれらの項目に当てはまるな・・・と思う方は、まずまわりの信頼できる家族や友人に相談してください。

モラハラの渦中にいると、冷静に「これがモラハラなのか、それとも違うのか」を判断できないことがあります。
でもそれが普通です。
モラハラ加害者はマインドコントロールして考えさせないように仕向けているからです。
わたしもモラハラ彼氏と別れたり、モラハラ夫と離婚してやっと「あれはモラハラだった」と判断することが出来ました。
モラハラに共依存しない

モラハラ加害者は、被害者にモラハラすることで自分を確立させていて、被害者に依存して生きています。
モラハラを受けていると、被害者は自分に自信がなくなり、モラハラ被害者もやがて加害者に頼り、依存していくようになります。

これが共依存の関係です。
モラハラ被害者はときに、せっかくモラハラ夫から離れられても、自分から夫のもとに戻ってしまう場合があります。
モラハラで押さえつけられた生活をしていたため「あの人には私がいなくちゃダメだ」というゆがんだ考えになり、モラハラ加害者に尽くして自分を犠牲にすることで、被害者も存在意義を見つけようとします。
共依存からの立ち直り方
まずは自分がモラハラ加害者をかわいそうと思っていないか?依存していないか?を考えてみましょう。
もしモラハラ加害者の機嫌を一日中気にしていたり、自分を犠牲にして加害者の面倒を見ているなら、共依存の関係になっているといえます。

必要ならまわりのサポートを借りて、いますぐにモラハラ加害者と距離を置きましょう
関連記事>>モラハラ夫の対処法!モラハラを受けたらどうすればいい?【今すぐ逃げろ】
「もうモラハラはしない」という言葉には騙されないように。
モラハラがやむことはありません。
とくに情に流されやすい方は注意が必要です。
あわせて読みたい>>【2020年】DVやモラハラで悩んでいる方へおすすめ本10選
あわせて読みたい>>【2020年】自己肯定感を高める!実践済みおすすめ本13選