
離婚して一人暮らしすることになったけど、物件探しもはじめてでどうしたらいいか分からない。
離婚したばっかりで経済的にも不安定だし、一人暮らしがちゃんとできるか不安… 楽しく一人暮らしできるかな?寂しくなったりしない?
✔本記事の内容
- 離婚後の一人暮らし、物件探しで気をつけること【バツイチを楽しく生きよう】
- 離婚したらまずは一人暮らしのススメ!
- 離婚したばかりで一人暮らしする余裕がない場合
こんにちは、バツイチ34です。
念願叶って離婚した方も、これから離婚するという方も、まずはお疲れさまでした!
私は34歳のときに4歳年上の元夫と離婚して、人生初の一人暮らしをはじめました。
その一人暮らしで得たものがとても大きくて、離婚した方にはぜひ一人暮らしをしてほしい!と感じています。
本記事では実際の私の経験を通じて、離婚後の一人暮らしで気をつけることや、 離婚後には一人暮らしがおすすめな理由などを紹介していきます。
離婚後の一人暮らし、物件探しで気をつけること

一人暮らしはバツイチを楽しむためにもおすすめですが、離婚後の一人暮らしの物件探しは注意しなくてはいけないこともあります。
私は一人暮らしを始めるときに、下記の2点に注意して物件探しをしました。
元パートナーと会う可能性がある地域は避ける
元パートナーがよく行く地域や地元など、偶然会う可能性のある地域に住むのはやめましょう。
離婚した相手とはいえ、だいたいの行動範囲はわかると思いますので、そういう地域は候補から外したほうがいいです。
せっかく過去から決別して新しい人生をはじめようとしているのに、スーパーでばったり会うなんてことは避けたいですよね。
結婚時に住んでいたところは私の地元に近かったので、あまり遠くに離れたくなかったけど、偶然会う可能性はなくしたい・・・
元夫がいまどこに住んでいるかはわかりませんが、5駅離れていれば街も違うしばったり出くわす可能性もありませんよ。
女性の一人暮らしは防犯に注意
私はとくに人生初、そして東京での一人暮らしだったので、防犯面を重視して物件を選びました。
女性の一人暮らしでマストな防犯条件は次の6つです。
駅近物件
仕事帰りや友達と遊んだ帰りなどは夜遅く帰ることもあるので、できれば最寄駅から歩いて10分以内の物件がおすすめです。
駅から離れるほど人通りも少なくなりますし、大通りがなくなって明かりも減っていきます。
駅から10分以上離れているとひったくりや痴漢などの被害に遭いやすくなる確率が増えるんだとか。
それ以上物件が離れてしまう場合は、自転車で帰るなどの対策をとりましょう。
オートロックがついている
オートロックつき物件は少し家賃が高くなってしまいますが、女性の一人暮らしでは必須ですので物件探しの条件に入れておきましょう。
もちろんオートロックだからといって絶対に不審者が入ってこないわけではないですが、一段階手間がかかるので狙われにくくなります。

私の女友達はオートロックがついていない物件に住んだとき、部屋のチャイムを鳴らされたりのぞき穴からのぞいている男がいたりして、また引越しするはめになっていました。
とくに災害が起こったときは女性の一人暮らしは狙われやすいので、少し家賃アップしてもかけてもいい費用かなと思います。
3階以上
1階や2階は素人がすぐに登ってこれてしまうので、3階以上の物件を探しましょう。
正直窃盗のプロなどは何階に住んでいようが登ってくるみたいですが、危険にあう確率を下げるのは大切です。
それに低層階だと、道路から住んでいる様子が分かってしまうこともあります。
浴室内乾燥機がある
洗濯ものを外に出さずに干せる浴室乾燥機がついている物件が理想です。
洗濯ものは住んでいる人をあらわしてしまうので、洋服の色やサイズ感でも「あの部屋には女性が住んでいるな」というのが分かってしまいます。洗濯物を干している姿も見られてしまいますしね。
部屋干しできる浴室乾燥機がついていれば、その心配はしなくてすみます。
モニターフォンがついている
モニター付きインターホンがある物件なら、実際にドアを開ける前に相手を確認することが出来ます。
迷惑なセールスや頼んでいない業者などが来たときは、モニターで見て対応しないことで相手に女性の一人暮らしだと分からせずにすみます。
宅配ボックスがある
できれば宅配ボックスもついている方がより安心はあります。
一人暮らしを始めてみて思ったのは、「たとえ自分が頼んだ宅配業者でも、相手が男性だとドアを開けるのが何となく怖い・・・」ということです。

頼んでおいて失礼かもしれませんが、女性の一人暮らしは用心しすぎることはありません。
宅配ボックスがあれば、荷物の受け渡しをしなくてすむので気持ちも楽です。
離婚したらまずは一人暮らしのススメ!

「離婚したら引越しをしなくてはいけないけど、離婚してすぐに一人暮らしは経済的にも精神的にも不安・・・」
「親も心配しているし、一旦実家に帰った方がいいのかな」
離婚後の住まいをどうするか?悩む方もいますよね。
でも離婚後だからこそ、一人暮らしするのがおすすめです。
離婚後には一人暮らしがおすすめな理由
離婚後にまずは一人暮らしをおすすめする理由は以下の5つです。
自分を取りもどせる時間がもてる
離婚後に一人暮らしがおすすめな理由は、ズバリ「自分を取りもどせる時間がもてるから」です。
離婚って想像以上にハードです。
将来が見えないなか、過去にしたことに後悔して悩んだり、事務的な作業に追われて一時的に精神不安定になったり、なんかもうどうでもいいかも、と投げやりになったりいろいろありました。
離婚後は友達や会社の同僚に「離婚したこと」を説明しなくてはいけなかったり、名字変更の書類を提出したりなど精神的に疲れることが多いので、「ひとりになりたい・・・」と思うことも多かった時期です。
離婚して疲れた心を落ちつけたり、自分を見つめなおすのに一人暮らしはおすすめ。
離婚しただけでも心にダメージを負っているのに、実家に戻ったら親の心配をうけながら生活しないといけません。
「ありがたいけどちょっと重いかも」と思う方は、一人暮らしのほうが気が休まると思います。
平気なふりをしなくていい
一人暮らしはいい意味で「人目がない」ので、自分らしくふるまえます。
誰かを心配させないように、無理に笑顔でいたりする必要もありません。
一人暮らしは自分の心を整理するのに最適で、ちょっと人と距離を置きたければ引きこもることも可能ですよ。
ひとりで生きていける自信がつく
一人暮らしするとなにもかも自分ひとりでやらなければ生きていけないので、ひとりで生きていける自信がつきます。
お金を稼いで、自分で食べさせて、朝は一人で起きないといけないし、請求書の支払いもしないといけません。
ひとりで生きていく、いろいろなものを背負う覚悟がつきますよ。
でもひと通り経験すれば「私もできるんだ」と分かって自信につながります。
わたしは昔から自己肯定感が低い人間でしたが、一人暮らししたことで自信がついて本当に自己肯定感が上がりました。
なにもかもを自分で選んでいる、自分の力で生きている、という自信がそうさせたのかなと思っています。
関連記事>>自己肯定感は自信ゼロからでも高められる【30代子なし離婚しても大丈夫】
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自分のペースで生きられる
一人暮らしすると、全部自分のペースで生きられます。
食べるもの、寝る時間、部屋を掃除するタイミング、自分ひとりだけですべてのことを決められます。
それが離婚後の傷ついた心をいやすのに、ちょうどいいんですよね。
一人暮らしなら少しくらいわがままに好き勝手に暮らしても、だれにも迷惑かかりません。
少しずつ自分のペースを取り戻していくのに、一人暮らしは最適です。
好きなことに没頭できる
離婚して自由になった身ですから、自分のことだけに時間を使ってとことん自分の好きなことに没頭しましょう。
ロッククライミングでも、ゲームでも、手芸でも、自分のことだけに集中できる時間をとれるのは一人暮らしの特権。
実家に戻れば、部屋にこもって自分の趣味にばかり没頭しているあなたの姿を見ると親は心配します。
離婚後1年もすれば、「好きな人はいるのか」とか「もっと友人と出かけたら?」など、人付き合いをすすめてくるでしょう。
心配してくれる気持ちはありがたいですが、たった1年じゃ離婚の傷はなかなか癒えません。
一人暮らしをして好きなことに没頭して、自分のペースで徐々に立ち直ることが大切です。
離婚したばかりで一人暮らしする余裕なんてない!という人は

離婚したばかりで、経済的にも精神的にも、一人暮らしなんてできる余裕ないよー!という方!
経済的に余裕がないのは、かなり苦しいですよね、私もそうです。
でも実家に戻っても「もういい歳だし、実家といえど食費くらい入れないと居づらい」と思う方(私はこのタイプ)は、実家に戻っても一人暮らししても、そこまで金額的に差はないかもしれません。
関連記事>>30代アラフォー独女、一人暮らしの光熱費はいくら?節約方法は?
関連記事>>離婚・別居後の一人暮らし、初期費用これだけかかる【実体験から教えます】
まずは仕事をみつけて自立する
もし経済的な不安があるなら、まずは仕事をみつけて自立するのがいいですね。
自分で稼げさえすれば何とでもなります。
現在の日本は人手不足で、仕事はあまっている状態。仕事を探すのにはベストなときです。また副業もがっつり稼ぐものから空いた時間を利用してできるものまで、いろいろな仕事から選べます。
出来れば離婚前から仕事をして、お金をためておくべきです。
仕事や副業の探し方については下記記事でまとめていますので、合わせて参考にしてください。
関連記事>>離婚後の仕事探し【ママや主婦におすすめの求人サイト12選+職業別】
関連記事>>副業在宅ワークのおすすめ24個【土日や空いた時間で稼ぐ】
実家に戻ったっていい
経済的に不安定な方はいっかい実家に帰って、お金をためてから一人暮らしするのもいいですよね。
でも実家に戻るということは、楽ですがそのぶん「親の管理下に戻る」ことです。
親は出戻りの子どもを心配して、あれこれ世話を焼いてくるかも。
いちど実家を出て、自分の家族を持つ経験をしたバツイチの私たちにとって、また親の管理下で暮らすのは、ちょっと違和感があるかもしれません。
一人暮らしして実感したのは「一人じゃない」ということ

私がいちばん一人暮らししてよかった、と思ったのは、「わたしは一人じゃない。いつも心配して見守ってくれる人がいる」と分かったことでした。
離婚してからのとくに1年間は、まわりからの愛情をひしひしと感じた1年でした。
はっきりいって、孤独は孤独です。
でもその孤独がより愛情を際立たせてくれたのかもしれません。
まわりがしてくれる親切ひとつひとつがとてもありがたかったし、幸せな気持ちにもしてくれました。
一人暮らしは、自分のことを考える時間をあたえてくれて、まわりに感謝する気持ちを持たせてくれる絶好の機会にもなり、とてもおすすめです。
離婚したときこそ一人暮らししてバツイチを楽しく生きよう!
それまで夫婦ふたりで暮らしてきたところからいきなり一人になるのは、正直寂しいときもあります。
でも私は一人暮らししてみて、孤独が教えてくれることって案外たくさんあるんだなぁと思いました。
根本的な問題として、一人暮らしは向いている人、向いていない人がいるかもしれませんけどね。
一人暮らしなら料理だって適当な日があったって楽しいです。
関連記事>>一人暮らしの食事はどうする?自炊を楽しむコツと食費の節約方法【30代バツイチ独女】
もしどうしても寂しくなったときは、家族に会いにいったり、友達とご飯を食べたりして気分転換しましょう。家で夜通し友達と過ごすのも、一人暮らしの特権かも。
まずは一人暮らしして、自分のお城を持ってみるというのも選択肢としてアリ!おすすめです!
私が一人暮らししたときに物件を探したり、結婚指輪を売ったりなど使ってみて便利だったサービスを下記記事でまとめていますので、あわせて参考にしてください。
関連記事>>離婚して一人暮らし・引越しするときに便利なサービスまとめ