
結婚してレスになった・・・
30代子なしなのに、レスが原因で離婚しそう・・・
レスになった原因や解消法が知りたい!
✔本記事の内容
- 30代子なしでレス→離婚へ【結婚期間中ずっとレスだった私たち夫婦】
- 夫婦がレスになる原因や行動
- 【体験談】効果のあったレス解消法
- なぜ夫婦のレスが危険なのか
私はおそらくあまり聞かないケースだと思いますが、結婚してから離婚するまで、なんと1度も夫と夫婦生活はありませんでした!
もちろん交際しているときはしていましたが、結婚していた3年間ずっとレス状態!
さすがに珍しいですよね。
スキンシップが出来なかった私たちは結果、離婚することに。
私の場合は、心が離れたから体も離れたパターンですが、みなさんには離婚する前にどうにか解決して欲しいです。
本記事では私たち夫婦のレスになった原因から、効果のあった解消法までをすべて紹介します。
30代子なしでレス→離婚へ。原因や解消法は?【結婚中ずっとレスだった私たち】

結婚してレスになる夫婦は増加傾向にあります。
そもそもレスの定義は?
医学的な定義では、単身赴任で離れていたり肉体的に問題がある場合などをのぞいて1ヵ月以内レス状態のことをさすそうです。
でも日本はレス大国・・・正直1ヶ月ないなんてあたりまえ、って方も多いはず。
個人的には3ヶ月〜半年なかったらレスかな、と思いますが、夫婦間や個人差で決めていいようです。
引用:第7回 男女の生活と意識に関する調査https://www.jfpa.or.jp/paper/main/000047.html
”婚姻関係にある回答者が積極的になれない理由について、
引用:第7回 男女の生活と意識に関する調査https://www.jfpa.or.jp/paper/main/000047.html
男性の場合、「仕事で疲れている」21・3%、「出産後何となく」15・7%、
「現在妊娠中、出産後すぐだから」11・2%、「面倒くさい」10・1%。
女性では「面倒くさい」23・8%、「仕事で疲れている」17・8%、「出産後何となく」16・8%、「現在妊娠中、出産後すぐだから」9・7%の順。
これを10年、12年、14年で追うと、男性では「仕事で疲れて」が他を圧倒し、女性では「面倒くさい」がトップのまま続いている。”
30代夫婦のレス率
2018年に相模ゴムが行った調査では、30代男女のうち、男性は26.6%、女性は29.4%がレスであると答えています。
「どちらかというとレスだと思う」を加えると、男女ともに半数以上がレスという結果に。
✔30代夫婦は後半になるとレス率が増える
30代前半は「子どもが欲しい」などの理由からいったんレス率が下がりますが、子どもが出来た30代後半からはレス率は上昇しつづけます。
妊娠、出産を機にレスになる夫婦はとても多いです。
40代といえば子育ても落ち着いてくる年齢です。
男女ともに自分の時間は増えるのに、年齢を重ねるほどレス率は上がっていくのは皮肉ですね。
関連記事>>レスはいつから?期間別対処法や起きやすい時期
夫婦がレスになる原因は?

世の中の夫婦がどんな理由でレスになっていくのか、おもな原因は以下のとおりです。
肉体的な病気
EDなど肉体的な病気が原因で、レスになる夫婦は年を重ねるごとに増加していくそう。
日本人男性の40歳代の5人に1人、50歳代の2.5人に1人がEDに悩んでいるといいますから、かなり身近な病気です。
EDは心因性のものだけでなく、飲んでいる薬によって引き起こされたり、動脈硬化など病気に関わる場合もありますので、なるべく早くED治療をした方がいいでしょう。
と言ってもいきなり夫に「EDなんじゃない?」なんて聞かないでくださいね!
✔男心はガラスよりもろい
女性にとっては「そんなこと、病気だったら仕方ない」「相談してくれたらいいのに」と思いますが、男性にとっては「言えないほど悩んでいる」ってことかも。
病気が原因なので、まずは理解を示して寄り添ってあげることが必要なのかもしれません。
また、EDでなくても腰痛がひどかったりうつ病だったりすると、行為に及ぶことが難しくなる場合があります。
容姿の劣化
時間がたてば結婚当初より太ったり、年をとって白髪やシワが増えたりして、若い頃とは見た目も変わってきます。
人間である以上、年をとって肌のハリがなくなるのはしょうがないですよね。
でも毎日すっぴんだったり、ノーブラで夫の前を歩いたり(私)、「美しくなろう」という努力もみえず、どんどん劣化していくパートナーに興味をなくす人は多いようです。
私の元夫も、髪型を変えたのには気がつかないくせに、少し太っただけで「太ったね」と毎日言ってくることがありました…。
とくに男性の中には「女性の見た目重視派」が少なくないので、せめて努力は必要なようです。
仕事の疲れ
疲労感はやる気を奪います。
仕事が忙しかったり、責任ある任務についていてプレッシャーがあったり、極度の疲労を感じると「とにかく睡眠を確保したい」「身体を休めたい」という毎日が続き、レスになってしまいます。
そもそも時間がとれないってことも原因のひとつ。
でもちゃんと睡眠をとれば、回復する可能性もあります。
睡眠は精神的、肉体的にも重要です。睡眠不足だとEDになりやすい傾向があるんだとか。
マンネリ
ずっと一緒に暮らしていると、どうしても避けられないマンネリ化。
毎日一緒にいることで、パートナーを誘ったりするコミュニケーションを面倒くさがったり、パートナーをよろこばせるなどの、夫婦生活の一連の流れを面倒くさがったりするように。
その結果、処理は1人でできると考えるようになったり、夫婦生活以外に趣味や楽しみを見出したりするケースもあります。
相手への怒り、憎しみ
「家事をしてくれない」「話を聞いてくれない」などから相手へのイライラが募って、そんな気にならない毎日が続き、相手へ嫌悪感を持ってしまうなど、レスにつながる要因に。
嫌いな感情を持っている相手に、触れたいと思わなくなるのは自然な流れですよね。
また、人はストレスを感じていると、交感神経のはたらきから欲求を押さえ込んでしまうようになるそうです。
産後、育児中だから
私は経験がないのですが、産後は「重度の交通事故にあった直後」くらい大変だと言いますよね。
姉の産後をみていても、体はボロボロなのに目の前には産まれたばかりの赤ちゃんがいて、24時間365日めんどうをみないと死んでしまう・・・。
これはハード過ぎる、と思いました。
そんななか夫婦生活に興味が湧かないのはとっても分かりますし、そこからレスにおちいる夫婦が多いのもうなずけます。
✔夫が妻を気づかっているケースも
でももしかしたら、夫が「育児や産後で疲れている妻に夫婦生活をせまるのは申し訳ない」と感じているのかもしれません。
育児で大変なうえ睡眠もとれず、女性としてはそれどころではない。
男性はそんな疲れている妻を誘うわけにはいかず、気を使っているのかもしれません。
「また妻が痛がるかもしれない」と思い、そこからずっと誘えなくなってしまい、レスになってしまいます。
愛情を感じない
夫婦なのにパートナーから愛情を感じないため、「私となぜ結婚したのか?」「俺いる意味ある?」と思ってしまい、じゃあする必要もない、とレスになることも。
私も元夫から愛情を感じることがなくレスになったひとりです。
生活環境が整っていない
パートナーの転勤や移動で生活環境が変わった、親と同居したなど、新しい生活に慣れるまでそんな気にならないことがあります。
とくに女性にとって夫と夫婦生活をすることは、子どもが出来る可能がある行為。それはたとえ対策をしていても、です。
妻にとっては自分が安定して生活できないのに、子どもをもうけることはすごく不安ですよね。
関連記事>>レスになりやすい夫婦の特徴と心理【レス夫婦あるあるが笑えない】
レスにつながった行動とは?

レス問題って、夫婦間でも最も話しづらい話題のひとつではないでしょうか。
夫の場合
元夫とは1度レスについて話し合ったことがありましたが、私の以下の行動が原因でしたくなくなったそうです。
①脱衣所で「出て行って」といわれた
私がお風呂からでて脱衣所にいるといきに、ちょうど元夫が仕事から帰ってきて、鉢合わせたときがありました。
私はなにも着ていなくて恥ずかしかったので、「いまお風呂入っていたからちょっと出て行って」と言いました。
それを元夫は「自分には見られたくないんだ」と思ったようです。
②寝室が別々で誘えず、億劫になった
私たち夫婦は、寝室は一緒でしたが、ベッドを分けていました。
寝る時間もバラバラだったし、そのたびにお互いが目を覚ましたら、うまく睡眠が取れないだろう、と話し合って決めたことでした。
しかし元夫はもともと誘いベタで、ベッドを分けたことでなりゆきで誘うことも出来なくなったそう。
③ノーブラでTシャツを着る
私は家でブラジャーをつける習慣がなく、夏は薄着でもノーブラで過ごしていました。
元夫はこれが嫌だったようです。
もっと恥ずかしがって隠して欲しかった、と言っていました。
妻の場合
私の場合、レスになった夫の行動は以下のとおりです。
①モラハラを受けたから
夫から無視や経済DVを受けたことが原因です。
レス夫婦の特徴として「夫婦仲が良くない」というのがあげられると思います。
女性は感情や雰囲気を大切にするため、男性と違って、夫婦仲が険悪なときに夫婦生活をしたいと思える人はほぼいないと思います。
出来るとしたら「子どもが欲しいから」など妻側にする理由があるときです。
関連記事>>モラハラ夫の25の特徴と見分け方【具体例をまじえて紹介】
関連記事>>モラハラ夫がケチ!経済DVされたときの対処法5つ
②愛情を感じないから
まるで独身時代の延長のように、妻の存在を無視して生活する夫に、愛されていると感じることはありませんでした。私の夫はモラハラ夫だったのでちょっと特殊ですが。
関連記事>>夫から受けたモラハラ無視はDVだった?【無視に悩む妻たちへ】
元夫は昭和タイプの男性で、感情を言葉にする男性ではなく態度からも愛情を感じられず、だんだん「愛情がないならレスでかまわない」と思うようになりました。
【体験談】レスからどうやって乗り越える?効果のあったレス解決法!

夫婦でなくとも、彼氏とレス気味、などありますよね。
私が過去に試してみて、実際に効果があったレス解決法はこちらです。
私が試して効果があったレス解決法
①相手の好きな格好をする
男性は単純なので、見た目を変えるのが一番分かりやすいです。
最近マンネリ化してきたな〜、というタイミングで、相手の好きそうな洋服や下着をつけてみると、新鮮さを演出でき、レス解消につながりました。
あとは男性にとって、女性のムダ毛は大きく引いてしまうポイントになるそうなので、毎回処理するのが面倒なら脱毛する手もあります。
将来のために介護脱毛もあわせて脱毛しておくと、後々も楽ですね。
関連記事>>VIOはアラフォーから白髪になる前に!
関連記事>>白髪染めヘアカラー・トリートメントおすすめ6選!【塗りやすさ・仕上がりの選び方で決める】
②良い香りをさせる
いつも使っていない良い香りをつけて、相手に寄っかかるなどしてみると、かなり効果がありました。
匂いって、けっこう男の人の興味を引くんですよね。
男性はいい香りを自分でさせることがないので、「女性らしさ」を感じるみたいです。
匂いで振り向いてもらえるなら、レス解消できるのはすぐだと思います。
もし相手が嫌なら、匂いを嗅ぐのも嫌なはず。
③マッサージをしてあげる
マッサージなどで相手の体に触れるのを習慣化するのも大切です。
手や肩を揉んであげるところからスタートしてみて、そのまま抱きつくのも効果的。
すぐレス解消には至らなくても、スキンシップして「触ること」に慣れておくだけでもハードルが低くなります。
④プライベートを全部話さない
男女がレスになる理由に「相手に飽きたから」というのがあります。そういう場合に効果的です。
自分のことを何もかも話していると、相手は「こいつは自分から離れないだろう」と安心します。
付き合っているからといって、自分の毎日を全て相手にさらけ出すのではなく、少しのミステリアスさを残して、つねに私に興味を持たせるようにしました。
他にもきっかけやアドバイスなどもまとめたレス解消法を下記記事でまとめていますので、よかったらあわせて参考にしてみてください。
あわせて読みたい>>レスを解消できた方法まとめ【きっかけやアドバイス】
なぜ夫婦のレスが危険なのか

いわゆる仲良し夫婦なら別にレスでもいいよね、と思いますが、長い目で見たとき「夫婦のレスは危険」といわれます。
それはなぜでしょうか。
浮気の原因に
妻や夫とはしたくないが欲はある場合、浮気につながりやすいです。
過去の調査では、レスのカップルの場合、浮気する率は以下のとおりと出ています。
女性は高くても2割ほどですが、30代〜40代男性の浮気率は7割を超えており、非常に高いですね。
浮気はもちろん離婚につながるので、夫婦のレスは危険といえます。
夫婦関係の悪化につながる
夫婦でふだん多くスキンシップを取っている人は、夫婦生活に満足しているだけでなく、夫婦関係がより幸せなことがわかっています。
一方でスキンシップを取らない夫婦は、自己肯定感や自尊心を満足させることが出来ず、不安感が高まり、ケンカが増えたり、おたがいに冷めてしまう原因に。私たち夫婦はこれでした。
夫婦のレスは、お互いを受け入れないことにつながる危険性があります。
あわせて読みたい夫に拒否されたら。レス、無視、放置…バツイチのつらい拒絶を乗り越える方法
コミュニケーション不足になる
レス夫婦はコミュニケーション不足が原因なことがほとんどだと思います。
正直、私たち夫婦のレス原因は、きちんと普段からコミュニケーションがとれている夫婦なら避けられたものばかりだったと思います。
自分で想像してあれこれ考えるより、ちゃんと相手と向き合って話しあえれば誤解を生むこともありません。
レスで悩んでいる方は、おたがいに思い込みや行き違いがないか確認してみるのをおすすめします。
意外と「そんなつもりはなかったけど、あなたはそう思ってたの?」ということもありますよ。
あわせて読みたい>> レス解決の話し合い、切り出し方で必要な5つのポイント【離婚しないために】
レスだと子どもが作れない
夫婦でレスのままだと子どもが作れません。
夫とレスでもかまわないという妻も、子どもについて考えるとき、本当にこのままでいいのかと迷う方は多いのではないでしょうか。わたしもそのひとりでした。
✔子なしでレスなら別れたほうがいい?
体外受精などレスでも子どもをもうける方法もありますが、やはり夫とレスを解決して子どもを持ちたい、と思う方が多いと思います。
私は夫とレスで子どもがいないまま、30代で離婚することにしました。
離婚したことに後悔はありませんが、このまま子どもをもたない人生を選ぶのか考えてしまいます。
関連記事>>子どものいない人生で本当に後悔しないかと毎日考える。バツイチ30代アラフォー独女の歩き方
【体験談】結婚中ずっとレスだった私たち

私は元夫と結婚している3年間、ずっとレスでした。
私たち夫婦は、
結婚と同時に元夫が転勤になる → 数ヶ月離れてやっと一緒に暮らす → 元夫は激務で朝30分しか顔をあわせない生活 → そしてまた仕事の都合で数ヶ月離れる →・・・
などやっているうちに、気がついたときにはレスでした。
元夫は欲が薄く、プライドが高く、かといってメンタルは弱いため、自分から私に面と向かって誘えるタイプではありませんでした。
私は私で、結婚して一緒に暮らし始めて2ヶ月ほどで、自分からうまく誘えず拗ねた夫に「君にはもう何も求めてない」と言われたことがきっかけで、夫に何かを求めるのをやめていました。
何も求めていない、と言うなら「そのなかに夫婦生活も含まれているんだろう」と思いましたしね。
もちろん夫と話をしたい気持ちもありましたが、もし夫がEDだった場合、夫婦生活について話し合いをしたら、彼のプライドを傷つけるのではないかと思って聞くのをためらいました。
レス離婚についての体験談はこちらの記事でもくわしく書いていますので、よかったらご覧ください。
夫婦のレスを解消しよう
夫婦生活の問題は、コミュニケーションの中でも、最もナイーブで傷つきやすい部分です。
とにかくレスにならないためには、間をあけないことが重要だと思います。
レスについてパートナーと話し合うのってだいぶ気まずいこともありますが、おたがいの愛情を確認する、夫婦間で重要な部分なので、レス解消するためにまずは行動するのがベストですね。
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